介護支援専門員の業務可視化ー１２－

連絡
なによらず連絡があった時には必要な動きができること。お客様、ご家族からのキャンセル、事業者からの状態の報告など必要な対応をする。ただし、そのまま情報をスルーするのではなく報告内容は吟味したい。ディのキャンセルがほかに用事ができたからという理由などであればいいが、ディの雰囲気になじめないのでお客様としては行きたくないとい理由だとしたら、電話で済ませられる内容でない。ディがどういう内容の介護なのか、どういうプログラムをもっているのかを実地に確認して、そのうえで説明をするという段取りを踏まないでキャンセルの理由を伝えると真意が伝わらず今後のディとの関係に影響が心配される。受け取った情報は考えて、一呼吸を置く。そのうえで相手にどう伝えるか、何を伝えるかを考えないと事業者との関係は発展していかない。
連絡とはいえ単に情報を相手に流せばいいのではく、介護支援専門員としての専門家としての判断が求められる。
単に連絡するだけなら大概の介護支援専門員ができているが、「考え」て情報伝達ができると今後の関係構築にいい影響が出る。
そこが介護支援専門員の評価につながる。