nikkurei社長のひとこと**ケアマネは希望の星だ**

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代のつれづれにあわせて

2010-09-12 11:35:35 | 経営
介護保険が始まった当時に想定した高齢者の姿は脳卒中による麻痺で生活が不自由、家族が同居している高齢者である程度家族の関与が期待できると考えていました。
いまの姿はそれらをことごとく否定した姿を見せています。孤独死であり100歳を超える人の所在不明という事件は家族の関与の在り方が変わったことを示しています。認知症の増加が「認知症の人と家族の会」の意見に反映され介護認定も議論に発展しています。
あきらかに介護保険発足当時考えた姿と今は違う社会を我々の前に見せています。それにつれて介護保険当時考えていた支援の在り方も変わらなければならないと思うのです。介護サービスのインフラにも影響されているかもしれませんが現実の変化についていかない介護支援の姿があるようです。
社会からの要求の1つが業務の過程をぬかりなく遂行することの要求であり、その都度の記録作成であります。また医療との連携でありましょうし認知症の支援であります。その要求に答えていかなければ介護支援専門員の存在が否定されかねないのでは思います。
介護支援専門員の支援は現実の関わりの中にしかありませんからどうしても社会のあり様が変わったならばその変わったあり様にあわせる以外に介護支援専門員の役立ちはないと言わざるを得ません。
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