心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

錦の旗

2010年11月10日 | 雑感・愚見




尖閣諸島流出映像が何かと騒がれていますが、

何と今日、映像流出者が判明。

しかも、我が街神戸でとは驚きました。



この件について、

野党は、情報管理の不備、公開すべきで与党を責め。

与党は、おそらく公開による中国との関係の悪化を懸念して公開せず。

映像流出者は、何らかのメッセージを伝えるために。



どの陣営も日本のためという錦の旗を高く掲げています。

ですから、どの陣営が正で、どの陣営が誤であるのかについては、

いくら議論しても正答は出るはずもありません。



となると、どの陣営の考えが一番良い結果を得れるのかとなりますが、

それも、本当の予言者でない限り無理ですから、

どこまで行っても正答は得られることはありません。



そのため、判断をするには日本のためと言う枠では無理ですから、

もっと小さな枠で括るしかありません。

そして、小さな枠で括っているのが今の状態です。



政治は、日本の何らかの態度を決めなくてはなりませんが、

どれに決めるにしても大きな責任を背負うことになります。

本当に大変なことです。



過去において悪の旗を掲げて戦争をした国が無いように、

強く戦うためには戦意高揚、持続が必要で、

それを叶えるためには戦うための大義名分(正義)です。



この正義が曲者で、正義の名の下の戦いは治まりにくいもので、

どんどんエスカレートすることが多くあります。



今回は政治とか戦争の大きな枠について話したいのではなく、

もっと小さな枠のことで、

日常の人と人との関係でもよく見られます。



ちょっとしたことから始まり、

売り言葉に買い言葉、火に油が注がれて、

最後の方はもう最初の原因とは全く関係のないに発展して、

もう勝ち負けの戦いになってしまう。


錦の旗を高く掲げている自分を感じた時こそ、

一息ついてみるのも大切なことかもしれません。



催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計


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