心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

変わるためには

2014年04月08日 | 心理カウンセリング




以前にも同じような事を

書かせて頂いたので恐縮ですが

私達の問題や悩みは、

現実的なものと

心理的なものがあります。



例えば、

飲み会の帰りにタクシーに乗って

しばらく走った後で

財布を確認してみたら

あるはずの所に無い。


のような時に、

何らかの感情や気持ちを持ったり、

その対処の仕方について

考えを巡らしている状態が

現実的な問題や悩み。



そして、

財布が無い事に気が付いて気絶!とか

パニックになって

走行中のタクシーから飛び降りた。とか、

またやってしまったと酷く落ち込んで

次の日になっても

仕事に行く気になれないで

会社を休んでしまった。


となるのを

心理的な問題や悩みとすると、



現実的な方は、

先ほどの失敗の時に限らず、

生きていると数え切れないほどあって

避けては通れないものですし、

困難への対処のための

した方が良い有益な悩みで、



心理的な方は、

現実的でない理解や判断によって

本当なら経験しなくても良いものを経験し、

それによって

問題や苦しみを大きくしてしまいかねない

しない方が有益になる悩みです。



このような問題や悩みの状態を

解決するためには

乱暴な言い方をすれば

答えはシンプル、

しない方が有益になるのですから

していることを止めるだけです。



しかも、

していない何かをするようにするよりも

している何かを止める方が

もっと簡単なはずなのですが、

非常に難しいものとしているのが

ある時に心に定めた規則が原因です。



止めることは、

その規則に反する行為であり、

規則に反する行為は、

自分の身に大いなる危険や災いをもたらすものと

定めているからです。



この規則を変えてしまわなければ

苦しみや辛さが軽減したとしても

一時的な解決や一時的な対処としかならず、

根本的な解決には至らないのです。



催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計


投票ボタン

blogram投票ボタン