しない方が良いと分かっているのに
してしまう。
過度な緊張や不安や恐れ。
やってはいけないと思いつつも
我慢できずにしてしまう。
このようなパターンが
何故、自分に起きてしまうのか、
簡単に言うと心の癖です。
急にどこからかボールが飛んできたら
考えるよりも先に
身体が反応するのと同じです。
このような反応を本能的な反応?
いや、もしかすると幼少期に
類する体験をしたことによるものかもしれませんが、
とにかく本能的な反応とします。
これを変えようとすると
(本来は変えるべき反応ではありませんが)
ちょっとやそっとでは変えることが出来ません。
この本能的反応レベルに近いものとして
心に内在化しているので
考えでやめようとしても、
心の規則を優先して
身体や心が反応してしまいます。
本能的な反応は、
変えるべき反応ではなく、
変えてはいけない反応ですが、
(変えることによる利益よりも
遥かに大きな損失が見込まれる。)
しかし、本能的反応にプラスされた
学習による反応は、
変えても良い反応であり、
変えることが出来る反応です。
ある時に、学習し設定したそれは
その時の最良の学習であり、
その最良の学習の名残です。
しかし、その当時において
最良の学習であったものだとしても
今の自分にとって
最良のものではないとするならば
変えることに汗を流すだけの
価値は十分あるのではないでしょうか。
催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計