心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

烙印

2014年04月25日 | 心理カウンセリング




負担にしかならない

心や身体の反応が大きくなると

受け止めきれなくなります。



この時、

避けなくてはいけないこととして

自分や誰かや何かに対して

負の烙印を押すことです。



自分に

「駄目な奴だ。」「存在価値が無い。」

誰かに

「自分を嫌っている奴だ。」「酷い奴だ。」

何かに

「とんでもなく恐ろしいものだ。」



何かが出来ないことと

駄目な人間とは全く意味が違うのですが、

烙印を押すと、

そのように見えてしまうし、

思えてしまいます。



誰かや何かに付けた烙印は、

その誰かや何かを攻撃しなければ

思い切って関係を断ったり

離れてしまえば良いのですから

問題を大きくしない道があります。



しかし、

自分に付けた烙印は、

関係を断つ訳には行きませんし、

離れてしまう事も出来ません。



しかも

最初は怖いや不安といった反応であったものが

烙印によって、別の意味へと変わり、

持つ感情も別の感情になります。



そして、

その言葉の意味が

心の中でじわじわと広がっていきます。



強い怖さや不安に絡みつき

気分を落ち込ませる力となります。



強く大きな負のエネルギーが

「自分には存在価値が無い。」

「自分は駄目な奴だ。」の世界に引き込みます。



強い緊張や不安は、

心の地震だとすると

烙印は心の地割れを起こします。



そして、

自分の持てる可能性を限定したり、

力をそぎ落とすだけでなく

最悪の結果を招きかねません。



怖いにしても不安にしても怒りにしても

凄く怖い。凄く不安だ。腹が立つ。

のように心の反応で留まらるのも、

それらに負の烙印をつい押してしまい

重篤な状態に陥ってしまうことにも

心の規則が関係しています。



催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計


投票ボタン

blogram投票ボタン