心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

可愛げ

2014年04月28日 | 雑感・愚見




前回、可愛げについて

ちょこっと書かせてもらいましたが

その後で、

可愛げのある人、憎めない奴、

許される人って考えてみたのですが、



私の周りにもいましたし、

今の友人達もそうですし、

(友人については、私にとってそうですが

他の人にとってはそうではないかもしれません。)

現実の世に実際に存在するのは

間違いありません。



でも、それがどんな人なのか

言葉で定義するとなると難しい。



裏表が無い。素直な人。謝れる人。

計算高くない人。

そのままの自分を楽しめている人。

等など、

今まで接してきた可愛げのある人を

思い起こしながら考えると

次から次と出て来て、

短い言葉で表すことが

今の私には出来ないようです。



ただ、人間関係を壊してしまう

強烈なコミュニケーションの一つに

「あなたは(お前は)何々の人間だ。」

と人間を付けた負の烙印を放ってしまうことです。



「洗いもの手伝ってくれる。」

「ああ好いよ。」

「あっ何してるの。普通、そんな洗い方はしないでしょう。

もう良いから、私がやる。」


(普通の人ではないといった人格攻撃の意味が含まれます。)


「今日は、これで帰ろう。」

「ええ、もっと一緒にいようよ。」

「ごめん。ちょっと最近仕事が忙しくて

疲れ気味で。」

「え~。もうちょっとだけ。」

「ごめん。帰ろう。」

「あなたって人は、思いやりの無い人ね。」


(思いやりの無い人にも人格攻撃の意味が含まれます。)


人格を否定されると、

自分の全人格を否定されたような気がしますし、

行動は、直ぐに変えようと思えば

変えることは出来ますが、

人格を直ぐに変えることは

とてつもない要求になります。



自分に向けられたそのコミュニケーションを

素直に受け取ると酷く落ち込むか、

凄く怒りを感じる可能性が高まることになります。



だから、可愛げのある人、憎めない人、

許される人は、このようなコミュニケーションを

取らない人だと思うのです。



仮に、それを言葉にしたとしても

その言葉と同時に示されている非言語(気持ち)は、

言葉とは全く違うものであるはずです。



その他にも、

あなたは酷い人だと相手を否定するのではなく、

自分が困る、悲しむ、嫌だと言う

コミュニケーションをする等があげることが

出来るのではないでしょうか。





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