清水寺参道の清水坂を少し進んで
清水寺に到着しました。
清水寺 仁王門と三重塔
清水寺の仁王門階段下からの景観、
私は清水の舞台と同じ位に好きなんですよね。
「綺麗だなあ。」
清水寺 三重塔と紅葉
清水寺三重塔の赤と紅葉の赤が溶け合って
凄く美しい。
赤色に緑色が入った景観もまた美しい。
清水寺 西門前の龍柱
これ、前に来た時には無かったような。。。
なんか凄いですねこれ。
これを発見して少しの時間、見とれていました。
清水寺 三重塔
工事が完了した三重塔を近くから拝観。
屋根瓦をふき替えたのだろうか。
色を塗り直したのだろうか。
塔の一部を修繕したのだろうか。
清水寺 三重塔と経堂
こうして観ると、清水寺の三重塔は、
他のお寺の五重塔に負けず
かなりの大きさのように思えます。
清水寺 北総門
この
今回の清水寺訪問の主の目的、
清水寺本坊塔頭の成就院の正門の北総門。
弔詞碑(ちょうじひ/死者を弔う言葉が書かれた石碑)
弔詞碑(ちょうじひ)とは、
死者を弔う言葉が書かれた石碑のことで
●成就院の24代目住職「月照上人(げっしょうしょうにん)」
●月照上人の弟25代住職「信海上人(しんかいしょうにん)」
●西郷隆盛
の三名の弔詞碑。
教科書にも記述されていた江戸時代末期に
尊王攘夷派を厳しく取り締まるために発令された
「安政の大獄」に関連して亡くなった信海上人と月照上人。
その二人と深い関係があった
西郷隆盛の弔詞碑が並んでいます。
千体石仏群
成就院前にある池と紅葉
写真の色より、実際はもっと良い色だったんですが、
10年近くなる安価だったデジタルカメラの性能の限界なのか
私の技術的問題によるものなのか………。
成就院前の紅葉
成就院前の紅葉
清水寺本坊塔頭 成就院
ここ成就院には、普段は非公開となっていますが、
国の指定名勝「月の庭」と称される
京都屈指の名園があり、
毎年、紅葉のこの時期に特別公開されています。
ここで想定外のことがありまして
受付より先の書院内部、庭園が撮影禁止。
非常に残念です。
なので、ネットや何やらで
どうにかして手に入れた写真数枚の内の一枚が
次の写真です。
成就院 月の庭
写真では、庭園の雰囲気を上手く伝わっていませんが、
今まで見てきた庭園では感じられなかった感じ。
凄く綺麗な庭園、いや、綺麗すぎる庭園でした。
庭園の規模は、大きなものではありませんが、
全く古さが感じられない作りの庭は、
手入れが凄く行き届き
庭全体がキラキラと輝いている感じなのです。
そして、
庭園の縦横のサイズが
人間の視界の広さに合わせているかのように
全体が視界に気持ち良く収まります。
庭園に面した書院縁側に腰を下ろして
そのまま長く長く居座ってしまいたくなります。
それだけの庭園の特別公開であるのにもかかわらず、
そして、友人情報によると、
少し前にテレビの番組で紹介されていたにもかかわらず、
写真撮影禁止の影響なのか、
清水寺の奥に位置していることの影響なのか、
私たち以外の庭園拝観者が少なかったのが驚きです。
そのおかげと申しましょうか、
拝観者の私達にとっては、
落ち着いて拝観できたことは喜ばしいことでした。
成就院「月の庭」を満喫して、
次の目的地へと向かいます。