心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

⑬催眠の優れた汎用性

2017年12月17日 | 催眠誘導

言うまでも無いと思いますが、

心の悩みや問題を解決するためには、

催眠に入ることが絶対条件ではありませんし、

催眠に入ることが出来たからといって

心の悩みや問題が解決するものでもありません。


ですが、催眠被験者が催眠状態に入ることで

どのような恩恵を得ることが出来るのか

簡単にご紹介させて頂きます。


①ストレスを軽減、解消することが出来る。


催眠状態に深くなるにつれて

心身の緊張がほぐれ、全身の力が抜け、

身体も精神も安らいでいきます。


血液の流れが良くなり、

自律神経のバランスが整えられ、

免疫力がアップし、

精神的、身体的に健康を保つ環境が整っていきます。


②気持ちをコントロールすることが出来る。


意欲を高めて行動を起こしやすくしたり、

平常心で物事に取り組みやすくすることが出来ます。


加速するような短期的な反応を起こすだけでなく

心理療法と組み合わせることで

恒常的な反応にすることも可能です。


③自分の本当の気持ちを確かめることが出来る。


苦しさ、辛さ、不安、怖れ、悲しみ、

圧迫感、閉塞感、疎外感、罪悪感等、

それらがどのような気持ちから起きているのかを知り、

改善のためのターゲットを明らかにすることが出来ます。


④古い記憶にコンタクトをしやすくする。


ただ催眠で引き出した古い記憶は、

必ずしも真実のものとは限りませんが、

心の悩みや問題を解決することにおいては、

その記憶が真実かどうかよりも

本人の心の問題と関係が強いかどうかが重要になります。


⑤潜在能力を引き出すことが出来る。


これは世にいる天才達のような

特別な能力を引き出すというよりも

何かの考えや価値観、イメージによって

能力や可能性を閉ざしているものを解除することで

その個人が元々持っている能力を引き出すものです。


⑥心の視野を広げることを助ける。


それまでの価値観や考えに縛られず

心を柔軟にし、新しいものの見方や考え方を

発見しやすくなります。


⑦身体の不快感を軽減、解消することが出来る。


ある程度の催眠状態にいる被験者の

五感をコントロールすることが可能になることで

身体の痛みや不快感を軽減、解消することや

食べ物の好き嫌いを改善することも可能になります。


上記の反応は、

被験者の心身の状態の違いであったり

催眠の没入度の違いによって

反応の強さに違いがあるのですが、


カウンセリングや心理療法の技法と

しかるべきタイミングでしかるべき用途として

催眠を役立てることで

施療の効果をパワーアップさせることが出来ます。

 

催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計


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