2014年
新聞を読んでいた親戚が死亡広告に
元気でいる母親の名前を見つけてビックリ!
慌てて新聞社へ
「彼女は生きていて元気。」だと連絡し、
母パットさんと共に同社に出向いて
訂正を要求しました。
これはアメリカ・ペンシルバニア州に住む
母親の息子が理由もなく休みを取って
クビになることを恐れての行為だと判明。
男は、結局会社をクビになるだけでなく
治安紊乱の疑いで逮捕されることに。
「田舎の祖母が亡くなったと連絡があったので
明日から3日ほど休みを取りたいんですが。」
会社を休むためにと
多くの親族が亡くなったことになっている
強者がいる噂を聞いたことがありますが、
なんでも大きなアメリカは違うと言うのか
会社に報告に加えて一工夫が余計過ぎたようです。
新聞に広告まで出すって
大きな嘘の方が騙しやすいとか言いますが、
これはさすがに大きすぎたようですね。
アメリカも日本と同じだと思うのですが、
新聞に載せる死亡記事は無料ですが、
死亡広告は当然ながら有料だと思うのです。
今回の場合、男の母親は
実際に亡くなっていないので
死亡記事は出る訳がないので
有料の広告を利用するしかありませんが、
日本の場合で調べてみると
5㎝×2段は、15万円から70万円、
10㎝×2段は、30万円から140万円。
アメリカの男は、会社の休みを取るために
こんなにお金をかけてまでとは恐れ入ります。
しかし、あれこれと画策する間に
クビにならないことと
休みを取ることの重要度が
逆になっているような気も。
多くの人は逮捕に繋がるような嘘を
つかなければならない状況に
追い込まれることは無いだろうと思うのですが、
彼女に怒られないためについた
小さな嘘がバレそうになり、
嘘を守るためにさらに嘘を上塗りしていくうちに、
収拾がつかなくなり完全に信頼を失い
フラれてしまうなんてことが
無いようにしたいものですし、
また彼女側としては、
彼氏がそこまでせざる得ないと感じないよう
普段から少しはやんわりと接してあげて欲しいかと。
アメリカでは治安や風紀を乱す行為と認定されると
治安紊乱罪で逮捕されるそうで、
これは日本では軽犯罪法に該当するようです。