2014年 ノルウェーの北極圏で
主要な幹線道路のトンネルに
平年を越える暑さを避けるために
トナカイの群れが押し寄せたことで
通行止めになりました。
奈良の鹿は、こんな感じ。
インド人にもアフリカ人にも
日本の夏は暑すぎると言われる位なので
奈良の鹿がトナカイの行動を知ったら
きっと「あんたら弱すぎまっせ。」と
言いそうな気もします。
寒さへの耐性は、きっとトナカイに
軍配があがるんでしょうけど
暑さへの耐性は、奈良の鹿に軍配があがりそうです。
地球上に氷床がない時期を温室期、
大陸クラスの氷床がある時期を氷河期と言うらしく
現在は、南極大陸やグリーンランドに
広大な氷床があるので
氷河期の真っただ中にあるのだそうです。
現在の氷河期が始まったのが、
4500万年前と言われていて
その昔には、中緯度まで氷河や氷床で
覆われていた時期もあり、
日本で言うと九州南部の気候が今の秋田県並みの
気候だったこともあるようです。
人類が気候を観測するようになったのは
地球誕生から現在までの期間を比べると
ほんの僅かな期間に過ぎないのですが、
色々な調査から地球誕生から温室期と氷期との間を
行ったり来たりしていると考えられています。
そして、今の時期の地球の気候は
温暖化していると言う学者もいれば、
寒冷化していると言う学者もいて、
もう何が何だか分かりません。
現在の所は、ヨーロッパの方から声が上がった
温暖化説の方が主流派のようなので
空白の欄に温暖化と書き込むのが正答なんでしょうね。
ただ、それらの後ろに何かを利するための
陰謀説や策略説が見え隠れもしていて
空白の欄を埋める真の正答が何なのか分かりません。
温暖化が進むとどうなるんでしょうかね。
これまで農作地に適していた土地が適さなくなり、
農作地に適していなかった土地が適するような
変化が起きて農業に従事している人達の
泣き笑いが起きるかも知れません。
その一方で気候の変化が起きた場合には、
地球全体の植物の生育環境にとって
二酸化炭素が増えるのは良いのか悪いのか………。
でもまあ温暖化であろうと寒冷化であろうと、
その原因が二酸化炭素であろうとなかろうと、
何かの制約がかかった時に
新技術や技術の発展が促進されるものなので
地球の大気の変動が少しでも穏やかになり、
少しでも綺麗になるのは良いのかなと思ったりしています。
でもそれに乗じてお金儲けのためとか
実績作りとか名声のためとか、
ただの予算の割り当てを増やすために
無意味でおかしな制度や行き過ぎた制度を施行し、
庶民に負担を強いることは勘弁してもらいものです。