1996年 イランで妻と別れてから30年の間、
山中の洞窟で暮らしていた56歳の男性を発見し
救出したのですが、数日後に行方をくらましました。
で、元居た洞窟を捜索すると
そこには男性の姿が。
この記事を読んで思い出したのが
随分と前にテレビ番組で観た沖縄県の無人島で
20年以上たった一人で過ごしている男性のこと。
動画が無いかと探したら見つかりました。
無人島で孤独に暮らす全裸の男 - In Subtropical Solitude
この男性のことを知った
イギリス、アメリカ、オーストラリア等のメディアが
一斉に報じたようです。
この男性は、沖縄県西表島の南西2㎞に位置する
外離島(そとぱなりじま)で
20年以上たった一人で暮らしているそうです。
この映像の時は78歳だったので
今も元気で過ごしているのだろうか。
初めて会った人と和やかに接する様子を見ると
この男性は人が嫌いだから、人が信用できないから
たった一人で暮らすことを選んだのではなく
人間が大好きなんだと思うのです。
人間の欲が渦巻く社会の一員だった時に
色々と人間の汚く嫌な部分を身近で観ることで
大好きな人間を嫌いになりたくないから
一人で暮らすことを選んだように思うのです。
今の私は、映像の女性のように
この男性に受け入れてもらえるだろうか。
受け入れてもらえるだけの純粋な心は
今も私の中に残っているのだろうか。