12日、13日に
山口県宇部市のANAクラウンプラザホテル宇部にて
開催された将棋界最高峰のタイトルの一つ竜王戦で
挑戦者の藤井聡太三冠が豊島竜王に4連勝して
竜王位を奪取しました。
竜王戦第4局は、
徐々に藤井聡太三冠に傾いていた形勢が
終盤に豊島竜王へと傾き、
互いが詰むや詰まざるやの局面が続く中で
最終盤に豊島竜王が指した一手を境に
藤井聡太三冠が豊島竜王を一気に寄せ切り、
熱戦の第4局を制しました。
将棋界の歴史で4冠を同時に保持した棋士は、
6名で10代での4冠は初めてとなります。
いや~藤井聡太新竜王、強いですねえ。
羽生善治永世7冠のような実力者は、
そうそう現れないと思っていたのですが、
バトンを受け渡されたかのように
藤井聡太さんが出現したのには驚きです。
ここ最近の藤井聡太新竜王の将棋は、
殆どミスらしいミスがないどころか、
さすがにそれは指さないだろうと思うような
最新最強の将棋ソフトが示す指し手を
スーと指すのを何度も見せられると
なんかもう………あまりにも凄すぎます。
なので対戦相手は、最新最強の将棋ソフトと
対戦しているような気持ちになっているのではと
思ったりします。
小さい頃から将棋が好きな私は、
将棋の駒を右手に握りしめて生まれてきたそうですが、
藤井聡太さんは、将棋の全駒を首にぶら下げ、
両手に将棋盤を抱えて生まれてきたに違いありません。
藤井新竜王が今の力を羽生善治棋士と同じように
長く発揮し続けて名局を生み出して欲しいと思います。
それと私だけなんでしょうかね。
豊島前竜王の強さはもちろんですが
所作や佇まいが何か魅力的に感じるんですよね。