2021年 ロシアでマンションの14階の窓から
3歳の息子をぶら下げた34歳の父親が
隣人の通報で駆け付けた警官に逮捕されました。
男の動機は、浮気した妻への復讐で
3歳の息子は、無事に保護されました。
今、ロシアはウクライナに侵攻したことで
世界の多くの国から信用を失っているので
上の様な事件を聞くと国だけじゃなくて
個人もかとならないようにと思ったりもしますが、
前々からおそロシアなんて言葉があったので
ロシア人としては、通常運転なのかも。
3歳の息子さんは、
無事に保護されたとのことなので
ここは大きくハンドルを切って、
気になる所は、3歳の息子さんが
恐怖心で心に大きな傷を負っていなければ
良いとは思います。
周りの心配をよそに今自分に起きていることを
究極の高い高いと感じてキャッキャッと
喜んでいたら救いとなるのですが………
3歳の子供と言えども父親の様子から
いつもの高い高いじゃないことを
感じ取っていてもおかしくはありません。
さてですが
高い高いをされている赤ん坊を傍から見ると
キャッキャッと喜んでいるように見えますが
あれは決して喜んでいる訳じゃないと言う話があります。
高い高いをされている時に、赤ん坊は強い恐怖を感じて、
その恐怖を和らげたり麻痺させるために
脳内からβエンドルフィンを放出している状態でしかなく
また首が座っていない赤ん坊に
高い高いをすることで頭部が大きく揺さぶられてしまい
脳が傷つく危険性もあるとのことです。
この考えが正しいとするなら
この事件は、究極の高い高いをしてもらっていると
赤ん坊が勘違いをして大きな喜びを感じていた可能性はなくなり
ただ途轍もない恐怖を感じていただけとなり、
全く救いがなくなってしまいます。
なのでせめて高い所で生活している子供の中には
高さの感覚が麻痺して高所恐怖症の反対、
高所平気症になることがあるなんて言われているので
14階で育てられていたこの3歳の子供が
この過激な経験によって高所平気症にならずに済めばと
ちょっと強引ではありますが
ポジティブな結果が起きることに期待します。
しかし、これまで高所恐怖症の改善に
取り組んだことはあるのですが
高所平気症の改善に取り組んだ経験はありません。
これってどう取り組めば正しいのだろうか。
催眠で高所に怖さを感じるよう無意識に
刷り込むっていうのも下手をすれば
逆に触れて高所恐怖症になる可能性もあるので
加減が難しそうで、
施療する側が丁度良い加減がどうのと悩まず、
人の本能を信じて、人の脳の優秀さを信じて
高さに怖さを刷り込むことで
その人は自然と丁度良い感覚を
手に入れてくれる可能性もあるような。
またワクチン的な考えで
ちょっとだけ痛いおもいをするけれども
安全でもある高さから飛び降りて
その時の痛さや着地時の衝撃から
身体で学んでもらうとか、
自らの身体を使ってじゃなくて
人形とか皿とかを落とし破壊される様子を
何度も見てもらって高さの恐ろしさを
見て学んでもらったり、
イメージで落下し破壊されたものと
自分を置き換えてみたりとなるのかな。
でもまあ大抵の場合は、
話を進め、施療を進めていくうちに良い解決策を
被験者が意識的、無意識的に示してくれることが多いので
その個人にとって良い解決策が発見できるとは信じています。