心の扉 神戸カウンセリング花時計

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芸術作品?

2022年08月22日 | 雑感・愚見

 

2007年 愛知県の美術館に

残飯入りのゴミを使った前衛作品が展示されました。

 

しかし、ゴミが腐敗したことを理由に

作品を撤去した美術館を制作者が告訴しましたが

訴えは、5年後に却下されました。

 

 

浜辺で回収した流木やガラス片を

アート等に再利用するだけでなく

プラスティックや空き缶やライター等の

海洋ゴミや産業廃棄物を使った

芸術作品もあるようですが、

 

さすがに残飯はねえ………。

愛知県の美術館もよくまあ展示することを

許可したもんだなあと思ったりします。

 

これは芸術だ!と言えば

芸術になるのかも知れませんが、

なんだか芸術だの言葉は、

水戸黄門の印籠のようにも思えます。

 

美術館に展示された残飯を見た子供の

「なんでゴミが置いてあるの?」の声や

漂う強烈な腐敗臭によって美術館の職員らが

これは芸術だ!の魔法から覚めたのだとしたら

王様の耳はロバの耳の芸術版のような気もします。

 

製作者本人が芸術だと言うのなら芸術で良いのですが

腐敗臭が漂う作品を撤去したことを許さないって訴えた?

この意味は、美術館に腐敗臭が充満しようと

来館者が迷惑しようと撤去は許さない!ってこと?

 

この言動について

わなわなと怒りが湧くのは私だけ?

 

 

海洋ゴミ関連の話ですが

数字の取り方一つで結果はどうにでもなるので

真実かどうかは別の話ですが………。

 

2019年の環境省の発表によれば、

毎年、海洋に流出している約800万トン

プラスティックごみが2050年には

海洋の魚の重量を越えるとまでされています。

 

海洋ゴミ問題に特に積極的なのがEUのようで

日本もEUにならったのか

海洋ゴミ問題に取り組む姿勢が見られます。

 

しかし日本では、ふた昔も前から

工場からの排水問題から始まり、川を綺麗にしよう。

鮎や鮭が沢山遡上する川にしよう。

なんて運動が広がり定着したことで

まだ十分とは言えませんが、

ふた昔前と比べると海や川は随分と綺麗になりました。

 

世界の海洋ゴミの大幅削減量のためには

日本やEU諸国が取り組まないより

取り組んだ方が良いとは思いますが、

日本やEU諸国の国民に訴えかけるよりも

 

その海洋ゴミの主要排出源と推計される

中国やインドネシアやフィリピンなどの

東アジア地域や東南アジア地域に強く働きかける方が

遥かに効果的だと思うんですよね。

 

国連のような場で二酸化炭素ガスと同じ様に

海洋ゴミ主要排出源と推計されている国々に

削減目標を求めることはしているのかなあ。

 

海や川は、ゴミ捨て場的に考える人達が

私の子供の頃の日本と言うか田舎では

普通にいた時代もあったので

外国の人達にも出来ると信じています。

 

 

ところで日本のレジ袋有料化って

海洋ゴミ削減効果や二酸化炭素削減効果は、

微微微微々足るものでしかないことを指摘されたら

 

国民への啓蒙、啓発を目的としているなんて

いけしゃあしゃあと笑顔で言葉を変える始末なので

怪しすぎるんですよね。

 

ああいう場合は、表明している理由は

真の理由を隠すために使われていることが

多くあったりするんですよね。

 

以前、広告代理店の人が話していたんですが、

効果が1%あれば、その現実の効果1%を

表現一つで印象を何十倍も膨らませることが出来るし、

それが仕事だと話していました。

 

なので最近の海洋ゴミ、温暖化、二酸化炭素、

電気自動車への移行etcの世界の流れについて

まるっと信じ切れていない私がいるんですよね。

 

馬鹿な頭(政治家)に足(庶民)が苦しむ。

 

 

 

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