1954年12月 神奈川県の鎌倉で
酔っ払った20歳の男が暖を取るために
交番を燃やして逮捕されました。
この犯人の男の職業は、
なんとまあ藤沢市の消防職員だった。
こんな事件が本当にあったとは
ちょっと信じ難いのですが、
交番をいったい何と間違えてしまったのだろう?
犯人の言い分が本当だとしたら
犯人の男の幻覚レベルの酔っ払い方は、
どの位の酒量で引き起こされるんでしょうね。
過去に三日酔いレベルの酷い酔い方をした時に
運動能力が極端に低下して
見えているものがグラングランと揺れましたが、
幻覚を見たり記憶は飛ばしたことがないので
私には良く分からないんですよね。
もう少しお酒に身体が強ければ、
眠りに落ちる前に幻覚や記憶を無くす酔っ払いレベルに
到達できるのでしょうけど
そうなると色々と問題行動を起こしてしまいそうなので
お酒に強い身体でなくて良かったかな。
最近はニュースで聞かなくなりましたが
酔っ払って道端で寝てしまい
凍死してしまうこともあるようですから
そんな人生の終え方はしたくないなあ。
酒は百薬の長 されど万病の元
適量に飲むお酒は、薬に勝るとして
酒は百薬の長と言われていますが、
この言葉は、昔の漢方医が言ったのではなくて
医者でもなんでもない皇帝を乗っ取った人物が
酒を讃えた言葉なんですよね。
では現在の医学的な考えではどうかと言うと、
飲酒は、高血圧、脳出血、乳がん等のリスクを
飲酒量が増えただけ高めるらしく
メンタル面では、睡眠の質を悪化させて
鬱病や認知症や自殺のリスクを
3倍から5倍に高めるらしいのです。
なのでメンタル疾患に陥った人は、
摂取したアルコールが体内に残っている場合には
医師から処方される薬を飲めなくなりますし、
酔いから覚めたとしても頻繁に飲酒する場合には
薬が最大限の効果が発揮できない可能性もあります。
また嫌なことがあると酒を飲んで忘れるなんて
話しているのを良く聞きますが、
お酒ではストレスを流すことは決して出来ず
只の先送りでしかないと言われています。
お酒に逃げることを繰り返す内に
昇華されずに蓄積したストレスによって
同じお酒の量では同じ効果を感じられず
摂取するお酒の量が増える。
を繰り返して事態を悪化させることになります。
とは言え、適量に飲む楽しいお酒は、
メンタルにも良い効果があるように私は思いますし、
人間関係をグッと近づけてくれる感じもしますし、
やっぱ色々と良い面があると思うんですよね。