ブラジル×ベルギー
ベルギーがブラジルに勝ってしまいました。
日本に勝利したベルギーが
サッカー王国・ブラジルと
どのような試合内容となるのか興味津々でしたが、
最初のベルギーの1点で決まりましたね。
ベルギーの最初の1点。
ゴルフで林の中から打ったボールが、
木に何回かキックして
グリーン・オンしたようなゴールを見て、
私にはハッキリと見えました。
勝利の女神が、ベルギーのベンチの上で、
ハンモックの上に横たわり、モヒートを飲みながら
寛いでいる姿が。。。
案の定、その後、同じような展開が
ブラジルにもあったのですが、
ゴールポストに弾かれ外へ。。。
攻撃スイッチが入るのが遅かったブラジルが
ガンガン攻めて、ボール支配しました。
守備体系を崩しました。
決定機も作りました。
カナリア軍団と畏怖されていた
ブラジルであるなら、まず外さない。
ショートパスかのように決める所を
「はい、外しました。」
3Rだったら、まず外さない。
黄金のカルテットなら、まず外さない。
それが、
「はい、2回とも外しました。」
不思議なことに、
勝負事にはもう全てが決まっているかのような
流れがチラホラと見えることがあって、
悪い流れなら、出来るだけ早く
その脚本を書き換える一手、刺激を与えなければ、
最後までズルズルと流されてしまいます。
これで、我が日本代表も、
勝手に思い入れしているブラジルも、
今回のワールドカップを去ることになったので、
手に持ったポテトチップスの袋が裂けて、
部屋の広範囲に弾け飛ぶこともなくなりそうなので、
純粋にW杯サッカーを楽しめそうです。
はたして優勝国は、歴代優勝国から出るのか、
はたまた、9か国目となる優勝国が出るのか、
私としては、上手く説明できませんが、
今回のW杯の優勝国が、
50年以上も優勝から遠ざかっている
イングランドとなれば、
何かバランスが整っている感じがしていて、
ベルギーとか、ロシアとか、クロアチアとか、
スウェーデンが優勝となると、
オランダが悲しすぎるのではと
思ったりするのです。
私が初めて観たW杯の準優勝国がオランダで、
次の大会もオランダが準優勝して、
近い内にオランダは優勝するだろうと思われて、
あれよあれよと44年。
フランスに先を越され、スペインに先を越され、
また今回もとなると準優勝3回のオランダが
悲しすぎるかなと思ったりするのです。
ベルギーが優勝しても何らおかしくないチームに仕上がっていたと思います。
しかし、そのベルギーを日本が追い詰めたんですからね。今もちょっと実感がありません。2-0までのベルギーと2-0からのベルギーが別のチームのようでした。