2004年 オーストラリア北部の川辺で
19歳の青年がワニに襲われ水中に引きずり込まれました。
それを見た川辺にいた53歳の青年の叔母が躊躇なく水中に飛び込み
ワニの鼻先を素手で殴りつけて撃退し青年の命を救ったそうです。
世界は広い、世界は凄い人がいますねえ。
素手でライオンを撃退したお母さんがいたかと思えば、
ピューマを絞め殺した男性がいて、
今度は、ワニをパンチで撃退する叔母が登場です。
ボクシングの階級が同じだとしたら誰が一番強いかの
パウンド・フォー・パウンドじゃないけれど
昆虫、爬虫類、ほ乳類等、世の中の生物を全部同じサイズにしたら
人間が一番弱いんじゃないかと言われていたりするんですがねえ。
ワニやライオンは猛獣で人間なんか勝負にならないって
マスコミや学者が言うことを今まで真に受けていただけで
奴らって案外弱いんじゃねえって、
やっちゃったら案外と勝てんじゃねえって思う人が
まさか出てこないとは思いますが、
当たり前のことが当たり前に起きないことがあるんですよね。
ピューマの男性は、襲われたんですから戦うしかありませんが、
ライオンを撃退したお母さんとか、
今回の叔母さんは、自ら危険に飛び込んだわけで、
普通に考えれば自殺行為と言うか、
自らの身を犠牲にしてとなるはずが
無我夢中、我を無くしたのか、迫力が功を奏したのか、
自分の想いを現実にしたわけです。
このような常軌を逸したと言うか、大胆な行動は、
冷静で客観的な判断力が働く時にはまず取らないとは思います。
爆発するような感情に突き動かされて常識的に有り得ない行動をして
大失敗となることも当然ありますが、
個人の常識の枠の外、個人の防衛ラインの外に
大成果が用意されていたりすることもあったりします。
今の自分が閉塞感を感じていたり、
成長が止まっていると感じる場合には、
不安感や恐怖心に気合で真っ向から挑むのでは
個人の負担が大きくなったりするので
枠の外に小さな目標を立て、さらに5~10段階に区分けしてやると
負担が少なくなり突破しやすくなるのですが、
賢い計画に加えて突破してやるぞという情熱の有る無しが重要になります。