心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

大晦日

2015年12月30日 | ライフ





日付が変われば、大晦日、

今年の締めくくりの日となります。



本年度、神戸カウンセリング花時計を訪問して頂いた

皆様に感謝を申し上げます。



信頼をして頂き、ともに取り組まさせて頂き、

成果を上げて頂いた方も多くおられましたが、

施療途中で施療に来られなくなった方もおられ、

力不足な部分を再認識させて頂くこともありました。



一年、一年、一人ひとり

経験を積み重ねながら実力を高めていきたいと

思っております。




さて皆様は、

元旦をどこで迎えるのでしょうか。

ハワイとか温泉だとかの

旅行先でと言う方もおられると思います。



私はと言うと、

3つ子の魂百までと言いましょうか、

今年はもちろん

生まれてから今日まで

元旦を全て実家で過ごしています。



元旦の朝、父親と母親に

お正月の挨拶をして

おせち料理を食べて

お年玉をもらうという

その昔の日本ではどこの家庭でもあったようなことを

経験してきた所為なのか、


私の場合は、

元旦は、実家で過ごすものだとの感覚が

身に沁みついているようです。



私の子供の頃は、

殆どの人が元旦を家で過ごし、

多くの家の軒先に



ずらっと元旦を祝う日の丸が並び、

冬の寒い空気と静けさが

なんか新鮮と言うか、神聖と言うか、

普段とは違う特別な日の雰囲気を

醸し出していました。



最近は、私の実家は田舎と言えども

営業している商店も増えて

便利なことは便利になりましたが

あの特別な日の感じが薄れてきています。



そう言えば、

子供の頃は、沢山の駄菓子屋さんがあって

お正月が近づくとコマや凧が売り出され、

同級生達とコマ回しや凧揚げの技術を

競い合うのが恒例行事でした。



小学生の5、6年になると

既製品では物足りず、

勇士たちが手作り凧を製作して

誰が一番飛ぶのかを競い合いました。



手作り凧で皆が一番苦労していたのが

山で採取した凧の骨となる竹を

細くスライスすることで、

骨が太いと重く、しならず、

相当強い風の日でないと全く揚がりません。



私の場合、

そこは自力では無理だと早々に諦めて

近所の桶職人のおじさんに

採ってきた竹を持っていき

「おじさん、これ切って」

と作ってもらっていたので

私の凧は同級生の中でもなかなかのものでした。



今思えば、全くの他人で

しかも仕事中の職人の方に

遊びの凧の骨の竹を削ってと

平気で頼むのですから

子供と言うのは遠慮知らずというか、

恐れ知らずです。



職人の方も

怒りもせず、嫌な顔もせずに

仕事の手を止めてまで作ってくれるような

暖かい人達がいる町で

子供時代を過ごしていたんだなあと

つくづく思うのです。






空に舞う

凧持つ子らの

勇ましさ。




催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。