1981年 イギリスのマンチェスターで
23歳の妻に多額の生命保険をかけて
殺害を企んだ男が逮捕されました。
逮捕された男は、7度殺害計画を企て
その全てを失敗していたことが判明し
法廷は、男に終身刑を言い渡しました。
企てた殺害計画が全て未遂に終わったのか、
実行したけれども全て失敗したのか、
少し調べてみたのですが詳しいことは分からず終い。
また2015年に英国のウィンチェスターで
妻のビクトリアさんがスカイダイビングで使う
パラシュートの器具等を直前に破壊して
保険金殺人を企てたとして38歳の夫が逮捕。
被告の夫は、妻が自宅のガス調理器に火を着けた際に
爆発するようにも細工をしていたことも判明。
何らかの事故が事件であった場合に
幾ら自然な事故を装うとしても
優秀な警察の捜査は事故の不自然さを
見逃してはくれません。
それに生命保険が絡んでいたとしたら
難癖をつけてでも保険金を支払いたくない
保険会社の徹底した調査も加わるので
二つの調査の眼を掻い潜ることは困難で
殆どが失敗に終わることになるように思います。
火災保険、盗難保険、自動車保険等々の
保険金を騙し取ろうとする詐欺行為の中でも
保険金殺人は、人の命をお金に代える行為は、
極悪非道としか言いようがありません。
イギリスのマンチェスターの犯人の男が
結果的に未遂になったとはいえ
判決が終身刑になったことには、
私としては諸手を挙げて賛成したいですね。
次の犠牲者が出ないように
簡単に世に放ってはいけない人間だと思うのです。
その反面、被害者に深刻なダメージを
与えないように犯罪を行った犯罪者には、
被害者や親族や友人らが許しがたい感情を持ち
少しでも重い刑罰を望む気持ちは理解できますし
それが普通の人間だと思いますが
第三者としては、幾分か赦さる判決が下されても
被害者らを煽るかのように騒ぎだてせずに
理解して受け入れられる自分でありたいと思っています。
幾分かの幾分がまた難しい所ではあるのですが。
また知人や友人から
「○○にムカついてどうしようもない。
ぐちゃぐちゃにしてやりたい。」
なんて気持ちを打ち明けられた場合に、
自「それは許せないよね。このまま黙って我慢しないよね。」
相「話を聞くだけでそいつに俺も腹が立ってきた。」
自「俺も一緒にいてやるから呼び出してお灸をすえてやろうぜ!」
なんて中途半端に同調すると
怒りが煽られて大騒動になってしまう可能性も。
なので怒りを煽るのではなく
怒りを発散できるような同調の仕方が良いかと。
「相当腹を立てているようだが、そいつをどうしたい。」
『ボコボコにしたい。』
「どの程度、ボコボコにしてやりたいと思っている?」
『殴り倒した後、馬乗りになってさらにぼこぼこにしてやる。』
「そこまでボコボコにしたら気が済みそう?」
『いやまだだね。顔面に唾を嫌と言う程吐きかけてやる。』
「なるほど、そこまでしたら気が済みそう?」
『いやまだだね。顔面に犬のうんちを塗り付けたやるね。』
「都合よく犬のうんちがあるかなあ?」
『なければ、俺がウンチをしてやっても良いけど
難しかったらお前がやってくれてもいいぜ。』
「それは御免被る。そいつは確かに地獄を味わうだろうけど
俺も地獄を味わうからなあ。」
等の様に共感しながら怒りの感情を
どんどんと吐き出せるようにした方が良いかと。
怒りを言葉で発散しきれるように共感すると
最後にはすっきりして
笑いが起きるまでなったりします。
ただこれは強めの事故が起きたような場合で
継続的に何度も嫌な思いをさせられている場合には
現実的に何らかの対処は必要となるのは
言うまでもありません。