心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

救世主

2021年04月07日 | 雑感・愚見

 

2020年7月 

アメリカのアリゾナ州フェニックスの

アパートで火災が発生し、

3階に住む3歳の少年と母親が取り残されました。

 

激しい火の手が親子に迫る中で

「子供を投げろ!」の声に

母親が3階から投げ落とした子供を

1人の男性が全身で見事に受け止めて

救助に成功しました。

 

 

 

子供を受け止めた地元住民の28歳の男性は、

現在はボディーガードの仕事をしている

フィリップ・ブランクスさん。

 

高校時代は、アメフトの選手で

元海兵隊という経歴の持ち主だそうです。

 

受け止め方が悪ければ、

子供は大きな怪我を負うことになりますし、

上手く受け止めたとしても

生半可な筋力では受け止める側が

大きな怪我を負うことになります。

 

肩の関節が外れ、腰の骨がポキッ。

最悪、車椅子生活になる

可能性もありますからね。

 

そして、

受け止めることに失敗したら

一生忘れられない場面として

記憶されるでしょうし、

その時の腕や身体の感触が

ずっと残るかも知れません。

 

下手をすれば心ない人達から

非難される可能性だってあります。

 

そんな凄いことをやってのけた

ブランクスさんは、

特別なことは何もしていない。

 誰かを助けるのは、ただの仕事の一部だから

と表彰などは拒否しているそうです。

 

助けたあの子の笑顔が見られれば

他に何もいらない。

私は極普通のことをしただけ。

この人、かっけえーーー!

でも表彰は受けてもらいたいな。

 

感激した人達の何か報いたいとの気持ちの

行き場所がなくなりますからね。

 

他人からの善意を「ありがとう。」と受けることは

受けた自分だけが喜べるのではなくて

善行をした人にも善行が出来たという

喜びが生まれるはずなんですよね。

 

 

催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。