愛する気持ちを伝える言葉は、
色々とありますが、
シンプルなものとしては、
「愛しています。」「好きゃねん。」
「アイ・ラブ・ユー」「ティ アーモ 」
「ジュテーム」等でしょうか。
あるフランスの画家が、
「ジュテーム」の言葉だけを
187万5千回も繰り返した恋文を贈って
その愛を勝ち取ったという話を聞きました。
コピペの文章ではないとは思いますが、
何日費やしてこの恋文を書いたのでしょうかね。
確かに本気度、熱意は伝わると思いますが、
これを単純に真似をしても
失敗する確率の方が遥かに高くなります。
失敗するだけならまだしも
怖がられたり、気味悪がられたりと、
最悪の結果を招く恐れがあります。
これを催眠で考えると、
暗示は、シンプルな言葉を繰り返し与えることで
暗示効果を高めることが出来るとされています。
ではあるのですが、
相手の無意識が暗示を受け入れる準備が
ある程度整っていない場合、
暗示効果を高めるどころか、
拒否、防御、拒絶、抵抗、反発を生み出して
その効果は、逆に作用するのと
同じ理屈です。
シンプルな暗示を与える場合には、
最高のタイミングであるかどうか、
最後の一押しとなり得るかどうかが、
重要になってきます。
なので、このフランスの画家は、
この恋文を贈るまでに
ある程度の人間関係を築いていたはずなのです。
Jane Birkin et Serge Gainsbourg - Je T'aime,...Moi Non Plus