今日最後の訪問場所は、
明石市立天文科学館展望台です。
子供の頃より知っていたし、車窓から見てもいたし、
どう言う所なのか興味もあったのですが
今の今まで訪れたことがなくて
今回が生涯で初めての訪問となんですよね。
明石市立天文科学館展望台
明石市立天文科学館展望台1F ステンドグラス
天文科学館の全てをじっくり見て回るのは
なかなかの時間を要しそうなので
今回は、プラネタリウムと展望台からの眺望だけにします。
明石市立天文科学館展望台2F プラネタリウム
何と何と本日のプラネタリウムは、
天候の所為なのか何なのか私一人の貸し切り状態。
贅沢気分、殿様気分。
こんなの良いんでしょうか?良いんです!
プラネタリウムを観賞するのは、生涯で2度目。
生涯初のプラネタリウムは、東京のどこか。
明石天文科学館のプラネタリウムは、
カールツァイス・イエナ社製で
日本で現在活躍しているものとして最も古く
2012年には、稼働期間の長さが日本一、
世界でも第5位となったそうです。
2015年には、1960年の開館日の稼働から
20,000日に到達したとのことです。
プラネタリウム内部
明石市立天文科学館のプラネタリウム館内は、
東京で見たそれよりも規模が大きくて
館内の中央には、映画『ターミネーター』に登場しても
違和感がなさそうな投射機が設置されていました。
薄暗い館内の灯りがさらに落されて
プラネタリウムは、
太陽が西の空へと沈む様子から始まりました。
天文にそこまで興味がある訳じゃない私ですが
心地良いナレーターの声と音楽を聞きながら
天井に投射された星々を眺めていると
感動したとまでは言いませんが、
緩やかな心地良さに浸ることが出来ました。
投射機は設置しないとしても、ここまで大きくないにしても
自宅にドーム型の天井に星々が煌めく部屋が一つあれば
最高でしょう。とにかく良い時間でした。
明石市立天文科学館展望台 エレベーター
子供の頃、時折二階の屋根に登って
屋根瓦の上で寝そべって
星空を眺めていたことがあります。
視界には、星々しか入らず
まるで宇宙に浮かんでいるような感覚となるのが
良かったのですが、没入し過ぎると
宇宙に吸い込まれてしまいそうな感覚となり
うわっと怖くなって我に戻り、
また眺めるを繰り返していたことを思い出しました。
プラネタリウムを楽しんだ後は、
このエレベーターで展望台に向かいます。
エレベーター内部
エレベーターの中にも小さなプラネタリウム。
明石市立天文科学館展望台 眺望
エレベーターの扉が開くと、そこはもう天上界。
目の前に素晴らしい眺望が現れます。
私は、高所が苦手なのに、
こういった眺望を見るのが好きなんですよね。
明石市立天文科学館展望台 子午線表記
日本標準時の基準となる
子午線135の真上に立って一句。
子午線や ああ子午線や 子午線や
でもこれ標示を見る限り淡路島も通っているよね。
淡路島は、明石ほど標準時の子午線135を
前面に押し出していなかったような。
明石海峡大橋方面(南側)の眺望
明石駅方面(西側)の眺望
窓際に近づくと真下を観れるのですが
背中のぞわぞわが止まらなくなります。
きっとダーウィンは言うでしょう。
その背中のぞわぞわ感を何世代にも渡り感じ続けたら
人は進化して背中に羽が生えることを示していると。
肉眼では明石城が小さく見えるのですが
写真では拡大しなければ見えませんね。
北側の眺望
明石市立 天文科学館展望台の高さは、54m。
神戸ポートタワーは、高さ108m。
下から見る限りでは、あまり変わらないように感じましたが、
ポートタワーは、デカかった。
生まれて初めて訪れた明石市立天文科学館。
プラネタリウムと展望台の眺望は
思ってた以上に楽しむことが出来るので
なかなかのデートスポットになりそうです。
神戸に帰ろうと思ったのですが、
受付の方から国内最初の子午線135の標識があると
教えて頂いたので立ち寄ってみることに。
明石市 大日本中央標準時子午線通過地識標
1910年に明石郡小学校長会の先生らが
資金を捻出して兵庫県明石市天文町に建立したもので
国内最初の日本標準時の基準となる子午線の標識になります。
明石市 人丸前駅近くマンホール
山陽電鉄 人丸前駅ホーム
積もっていた雪が溶けて子午線がはっきり。
明石城
時刻はお昼過ぎでまだまだ陽は高いですが
明石城は、以前に訪れたので立ち寄らずに帰ります。
明石市立天文科学館、雲晴寺、月照寺は、
何年も前から私の訪問リストにはあったものの
明石は近くて予算も数千円握りしめて
いつでも行ける場所なので私の中では
優先順位が高くなく後回しになっていましたが
今回、ようやく行くことが出来ました。
今回も私の趣味にお付き合い下さり
ありがとうございます。
次回の名所巡りの際も楽しくお付き合い頂けたら
嬉しく思います。