2019年 イギリスの北西部に住む女性が
森の中を散策中に目に触れた樹木の美しさに一目惚れをし、
その樹木と結婚をしました。
現在、女性は週5のペースで森に通って
樹木の「夫」と接しているとのことです。
以前にも取り上げさせてもらった
生物ではない物に性的感情、恋愛感情を持つ対物性愛者。
人間が他の種類の動物に対して性的魅力を感じる動物性愛者。
この樹木と結婚をしたイギリスの女性は、樹木性愛者かな。
とにかく性的倒錯は、英語ではパラフィリアと言うようで
例によって学会なんかは分類をしているみたいですが
このような例は、無限にあるっしょ。
対物性愛者と言う言葉を作った人とされる
スウェーデン人のエイヤ・リータさんは、
1979年6月17日、ベルリンの壁に恋をして結婚宣言し、
1989年にベルリンの壁が崩壊すると本人曰く、未亡人となり
2015年にスウェーデンで生涯を終えました。
アメリカ人のエリカ・エッフェルさんは、
対物性愛の国際ネットワークの設立者で、
2007年にパリのエッフェル塔と結婚して
苗字をエッフェルへと変更しました。
イギリス在住のパスカル・セリックさんが
2019年2月10日に結婚したのは布団。
パスカル・セリックさんが言うには、
「今まで一番強く、長く、親密な関係を築いた相手は布団です。
いつも傍にいて私を包んでくれた。」
ツッコミをさせてもらうと
そう感じる人は多いでしょうけど結婚って………
2018年に近藤顕彦さんが結婚したのが
バーチャルシンガーの初音ミク。
「2次元のキャラと結婚することを『気持ち悪い』と
思う方もいると思いますが、そうした偏見がなくて
多様性が認められる社会になることを願う。」とのこと。
ヤケクソになって自分の愛車と結婚宣言したり、
食品のブリトーと結婚宣言したり、
昔、女性にフラれにフラれた奴がヤケクソになって
俺は俺の右手と結婚してやる!左手の愛人もいて最高!
なんて居酒屋で酒を飲みながら言っていた奴もいましたが、
世界で見ると数えきれない程のいる性的倒錯者の中の
対物性愛者の数人だけを紹介させて頂きましたが、
これらの結婚は、日本は当然のことながら
さすがに外国でも公的に認められてはいないようです。
中には注目を浴びるためとか話題作りのためとかの
似非対物対象者もいるかと思うのですが、
本気であれ似非であれ誰かに迷惑をかけておらず、
本人がそれで幸せであるならそれで良いのでしょうけど、
私はその人が何らか感じる危険から自分の心を安全にするために
無意識が恋愛対象を代用のものへと動かしたとしか思えないっす。