2010年 アメリカの36歳の男性が
55個の風船を取り付けた椅子に座って
ドーバー海峡横断に挑戦しました。
イギリス南部から3時間以上要しましたが、
無事にフランス側に到着。
「カールじいさんの空飛ぶ家」のようですね。
カールじいさんは、
風船で家を浮かせて飛び立ちましたが、
36歳の男性は椅子。
日本の風船おじさんは行方不明となりましたが
このアメリカの男性は、
ドーバー海峡横断に成功して良かったですね。
イギリスとフランスを隔てる
イギリス海峡の最狭部であるドーバー海峡は
直線距離で34㎞と短いことから
冒険家達の血が騒ぐのか気球、航空機、遠泳でと
横断チャレンジが行われています。
「翼よ、あれがパリの灯だ。」の台詞で有名な
リンドバーグは、大西洋単独無着陸飛行の際に
ドーバー海峡も越えていますが
スケールはどれが大きいのか分からん。
日本の鳥人間コンテストの最長飛行距離は、
2019年の60㎞なので、
ドーバー海峡を殆ど往復できる距離になります。
その内に鳥人間コンテストの国際大会が
ドーバー海峡で開催されるかもしれませんね。
しかし、冒険だけに限らず
スポーツの試合なんかもそうですが、
結果に確信が持ち切れないギリギリに挑む際の
ドキドキ感が好きって人は結構多いかも知れませんね。
人によって振り幅の大小の違いはあっても
一方では、安定、安心、安全も求め、
もう一方では、不安定、危険、不確かさの
刺激をわざわざ求めてしまう。
人間って厄介な生き物かもね。