2019年 メキシコの高校で一人の教師が
カンニング防止策として生徒全員に
段ボール箱を被るように指示したのが判明して
解雇されたそうです。
被らせた段ボールには、目元にあたる部分だけは
穴を開けることを許可していたとのこと。
生徒全員が段ボール箱を頭にすっぽりかぶり
テストを受けている様子を想像すると
笑っちゃいます。
ちょっと私の感覚がおかしいのか分かりませんが、
これで解雇って厳し過ぎるような気がするんですよね。
どうなんでしょうか。
それはそうと
私が読んだ記事にはメキシコの高校でと
あったのですがインドの間違いじゃないのかなと。
確か日本のニュース映像でも流れたと思うのですが、
インドのは、カンニングのレベルを超えていて
建物によじ登り外壁に鈴なりになった人達が
教室内で試験を受けている人達に
窓の外から答えを提供したりするんですよね。
2019年の10月、インドのある私立学校が
カンニング防止のための苦肉の策として
段ボール箱を被らせたことが(上のメキシコの記事と同じ)
大問題となって学校が謝罪しました。
段ボール箱を問題にする前に
カンニングが横行していたことを問題にする方が
先なんじゃないかと思うんですよね。
今の時代は、
インドでは、大問題となり学校が謝罪、
メキシコでは一人の教師が解雇される。
試験問題を読み取りにくいとか
答案用紙に書き込みにくい等の問題が生じたら
さすがに問題だとは思いますが、
おそらくこれって
生徒たちの人権がああああとか、
生徒達の心の傷があああとかを
問題にしているのだと思うんですよね。
そこそこ滑稽ではありますが
大胆な手法でカンニングを行う生徒達が
こんなこと位でそんなに心が傷つく?
私の高校時代の同級生なんて
全員楽しんじゃうと思うんですよね。
今の子供達の心は、私達の頃と違って
世界規模で凄く繊細で脆くなっているとしたら
それはそれで心配になります。
おまけとして
2006年 中国の大学受験であの手この手で
カンニングをする受験生が続出し、
身体に結び付けた電子機器が爆発したり、
超小型イヤホンが耳の奥に入り鼓膜を破った等
てんやわんやの大騒ぎとなったそうです。
日本では、勝ったもん勝ちの価値観って
どちらかと言えば否定的な意味合いで
捉えられているように思うのですが、
外国では肯定的な意味合いで
捉えられている国が多いのでしょうかね。