1997年 アフリカのカメルーンで
人間に捕まえられた我が子を
取り返そうと約60頭のゴリラが
村を急襲しました。
村人達との戦い見事に子供を取り返して
意気揚々と引き上げっていきました。
マジか?ネタなんじゃないの?
って思ってしまいます。
以前に同じような記事、
猪の集団が仲間の復讐のために
ある村を襲ったという
記事を紹介させてもらいました。
あの出来事が本当にあったとしても
猪突猛進の猪の群れが移動中に村に侵入して
その際に村人の二人が怪我を負ったと考える方が
自然かと思いましたが、
今回のゴリラの出来事は、
子供を取り返すとゴリラの集団は
森へと帰って行ったそうなので
村にやって来たのは、たまたまではなくて
子供を取り返しにきたとしか
思えないんですよね。
現在、パンダ以上に
絶滅危惧種に指定されているゴリラは、
見た目やドラミング行動などから
長年に渡って狂暴な動物であると
されていましたが、
交尾の時期を除けば、
温和で平和的かつ繊細な性質であることが
明らかになっているようです。
そんなゴリラが仲間と共に
一頭の我が子を取り返すために
村にやって来たんですから
ゴリラの我が子を想う
親の愛情の強さや仲間意識には
私は敬礼します。
全ての私達にもゴリラと同じように
我が子を愛しく想い感じる本能があるのですが、
時折、親が子を………痛ましい事件。
心の中がヘドロの塊のように思える人も
上澄みを取り除いたその下には、
我が子を愛する気持ちがあるはずなんですよね。
事件となり逮捕されて収監されて自由を失い、
またやったら痛い目にあわされるからではなくて
逮捕されたことをきっかけに
憑きものが取れることを願いますし、
憑きものが取れなくとも、
心からその上澄みを取り除きたいと思えて
取り除くために強い決意が出来れば、
周りには協力してくれる人達や
必要な技術や知識を持った人達がいるんですよね。