1959年 大阪駅で恋人と一緒に乗車していた
走行中の電車内で25歳の大学生が
彼女の目の前で自分の胸をナイフで刺しました。
彼女の心が離れていったのを恨んでの行動。
惚れた女にフラれることを悲観して
自分の胸をナイフで刺したのであるなら
まだ男性に同情することも出来るのですが
女性を恨んでの行動となると
自分で自分の胸を指す行為は同じでも
男性の行動は、女性に対して
かなり卑怯な行動をとっているように思うのです。
「別れる位なら自殺してやる。」
なんて言われるだけでも堪ったもんじゃないですが
上の男性の場合、実際の行動しているのですから最悪です。
こんな行動を取られた女性が
「そんなに私のことを愛してくれていたの。」
なんて気持ちが変わり縒りが戻ることはなくて
余計に女性の気持ちが離れるのが普通ですよね。
別れることが一旦中止になったとしても
それは罪悪心や恐怖心から思い留まっただけで
愛する気持ちが戻った訳ではありません。
男性からは、自然な愛情を向けることを強要され
女性は、心の負担が増していき
ますます女性の本心は、離れていくのが普通です。
こうなるとその女性からは、
男性が求めている愛情を向けられることは
絶対と言って良いほどなくなります。
二人の関係が上手く行かなくなった要因は、
色々とあるのだと思いますが
何より自分の身体や生命を脅しの材料にするような
言動を取らないような自分になることが
自分が求めている愛情を
誰かから与えてもらえる存在となる
近道であるように思うのです。