1987年 鹿児島のラブホテルで
33歳の男が約束した女性が来なかったことに
腹を立てホテルの部屋に火を着けて逮捕されました。
この火事で他の部屋の利用客たちが協力して
消化活動を手伝い無事に鎮火。
付き合いのある男女が待ち合わせの場所として
一般のホテルのロビーやバーを選ぶことは
まあ普通にありそうですし、
遠距離恋愛の二人が彼氏が宿泊するホテルの部屋を
訪れることもあるとは思うのです。
待ち合わせの場所をラブホテルの部屋って
絶対にそんな人達がいないとは言い切れませんが、
ちょっと聞いたことがないんですよね。
なのですっぽかされた男が、一人でラブホテルに入り
腹の虫がおさまらずに………と言うより
真っ先に浮かぶのが性風俗産業のお店で
指名や予約した女性がやってこなかったと
どうしてもイメージしてしまうんですよね。
これはまあ私の勝手な解釈でしかありませんが………。
どんな事情にしろスッポカシを喰らう結果を招いたのは、
腹立ちまぎれに部屋に放火するような男の性質を
一般の女性、プロの女性に関わらず
男との付き合いの中で感じ取っていたのかも知れません。
でもこれって他の人がいる建造物に放火となって
刑罰「死刑または無期もしくは5年以上の懲役」の
現住建造物等放火罪が適用されるだろうから
何をやってるんだと思います。
発見が早く他の利用客が消し止めたとのことなので
幸にも人的被害は最小のようなので
死刑とか無期懲役とはならないと思うのですが
何やってくれてんだと思います。
部屋の中で大声で叫んだり、
部屋の枕を投げつけ捲ったり、
最悪、部屋を破壊するにとどめておけば
重罪扱いにはならないのにね。
犯人の男の人生は、
一人の女性にすっぽかされたことと同等になるような
安っぽい人生じゃないはずですし、
さらに他人の人生は、そんなことに巻き込まれて
失わさせられるような安い人生じゃありません。
自分の価値を理解し、自分を大切に出来れば
他人の価値を理解し、他人も大切にできて
こんな愚かなことをしでかさないかなと。