心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

自由を求める気持ち

2018年10月06日 | 雑感・愚見

警察署から逃亡した樋田淳也の

山口県で捕まるまでの日々は、

行く先々で、万引きで食料を確保しながら、

生き延びていたようですし、

 

2007年に、

リンゼイ・アン・ホーカーさんを殺害して

逃走していた市橋達也は、

沖縄県のオーバー島のコンクリート小屋で

魚やヤシガニや蛇を捕まえての

自給自足の潜伏生活をしていたようなので、


両者とも困窮した生活を

日々送っていたと思われます。

 

現代の刑務所は、昔とは違って、

施設内に拘留されはしますが、

人間としての尊厳を保てるようにと

すこぶる待遇が良くなっていると聞きます。


医療体制を整え、冷暖房完備、

ベットに布団、三食付きで、

しかも全てが無料。

 

もう逮捕、拘留されているというより

国家から保護をしてもらい

衣食住の保証をしてもらっているのではと

勘違いをしてしまうほどです。


しかも、刑期を終えて出所した後に、

普通にテレビに何度も出演をしたり、

国会議員にさえ復帰する人がいたりするのを見ると、

必ずしも出所後の生活に

致命的なダメージを及ぼすとは思えません。

 

であるのにも関わらず、

安定した生活を約束された

刑務所暮らしを選択せずに、

逃亡犯となり、

わざわざ厳しい生活を選択するのは

何故なんだろうと思ったりします。


有難いことに、

今まで刑務所暮らしをせずに

暮らしてきた私の様な者には、

逃亡犯の本当の気持ちを完全に理解など

出来ないとは思いますが、

勝手に推察させてもらうと、

 

一見、愚かに見える選択をわざわざするのは、

自分の気持ち、自分の意思で

それをしているのか、

誰かに強要されているのかの違いなのかなと

思ったりします。


私達の心の仕組みは、

安定を得れる不自由よりも

厳しくとも自由を感じられるものを

優先するようになっているのかもしれません。


であるなら、

「何でいつも頑張れないんだろう。」

「何で止められないんだろう。」

「何で自分はだらしがないのだろう。」

のように、

ついつい自分を否定したり責めたりしがちな場合、


それは自分の気持ちで、自分の意思で、

その時の自分にとって優先順位の高いものを

選択しているのだと捉え方を変えることで、

少なくとも自分を否定し責めることから抜け出し、

違う世界が見えてくるかもしれません。

 

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優しい日本

2018年10月04日 | 雑感・愚見


アメリカのオクラホマ州で、36歳の男性が、

妻に暴力をふるって逮捕された際に、

捜査員に唾を吐きかけたために

1年程度の禁固刑で済んだはずが、

終身刑となったようです。


唾を吐きかけて終身刑って。。。

 

終身刑に格上げになった理由は、

捜査員が死に至る感染症にかかる可能性が

あったためとのことですが、


犯人がそんな感染症にかかっていたのなら、

捜査員の命の危険の前に

男性の妻の命がないのではと

思ったりするので、

かなり強引な判決理由のような気がします。


テメエか、悪い奴は!

世界一「人権!人権!」「差別は許さん!」と、

声高らかに叫ぶアメリカですが、


検挙対象者が、警察官に対して

調子に乗って挑みかかったり、

挑発や威圧、侮辱したりすると、


警察官は、その検挙対象者に対して、

すぐ発砲したり、電撃攻撃したり、

寄ってたかってタコ殴りにしたりと、

容赦しないことは知っていましたが、

裁判官も「お前もか。」です。


そんなアメリカと比べると

日本は相当に優しいですね。


警察官に少々掴みかかろうが、殴りかかろうが、

唾を吐きかけようが、悪態をつこうが、

ディープキスをしようが、

撃たれることはもちろん、殴られることもまず無く、

判決にも大きな違いはないはずですし、


大事件を起こしても

心神喪失なんて理由で

減刑してくれる裁判官が一杯いるようです。


どうなんでしょうかね。

私は、アメリカもちょっと無いなと思いますし、

日本もちょっと甘すぎる気もして、

もう少しだけでもアメリカ寄りになっても

良いように思うのです。


日本の刑務所の基本の考え方は、

罰を与える施設ではなく

受刑者に更生の機会を与える施設とのことですが、


そうであるならば、

刑務所に禁固する長さは、

犯した罪の大小だけではなく、

更生する可能性の程度も考慮しても良いのではと、

常々思っています。


大阪の富田林署からの逃走犯が

山口県で万引きをしたことで

ようやくお縄になりました。

 

その際に逃走犯が、

「財布を外に取りに行っただけなのに納得していない!」

と言い放った言葉を聞いての印象は、

駄目だこりゃ!コイツに更生の可能性なんてあるのかです。


私が、どう感じているからといって、

どう考えているからといって、

法のシステムが変わるはずもないので、


最後に犯人が連行されていく際、

両手で顔を覆っていたことに対して、

恥を知っている。

悪いことをしたことを理解している。

と解釈して、

 

10年後?20年後?の出所の際には、

垣間見えた善なる心の部分が

少しでも膨らむことに期待するばかりです。


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ショータイム

2018年10月02日 | 雑感・愚見

凄いパフォーマンスを見せる

マジックの映像のご紹介。


マジックには、素晴らしいテクニックと

心理誘導+心理トリックがあり、

催眠に携わっている人の中には、

マジックが好きな人が多いように思います。

 

大がかりなマジックの種を知れば、

幽霊の正体見たり枯れ尾花のように

「なんだそういうことか。」と

掛けたピースが埋まったような

納得感を得て終了となることが多いのですが、

 

クローズアップのマジシャンの

カードを操るテクニックは、

その種(技法)を知り得た後も、

その隠されていた素晴らしいテクニックに

感動すら覚えます。

 

私は、マジックに凝っていた時期があって

マジックを成立させるために必要な

コインやカードマジックのテクニックの技法を

習得したり、習得し切れなかったり。。。

 

今回の動画は、

私の知り得たセピア色のテクニックの知識では、

全く理解し切れないマジックが展開されていて、

理解できないその穴を埋めるために、

「映像編集?」の理解で埋めようとするのですが、

ちょっと無理があって穴をふさぎきれません。


これはマジックなのか、超能力なのか、

それとも世界のどこかで

物質転送装置が開発されていたのでしょうか。

 

真面目な話、コインマジックの方は

妖しいテーブルに何らかの装置が仕込まれていて、

カードマジックの方は、

純粋にカードテクニックだけではなく

ギミックカードを使用しているはずなのですが、

それにしても世界のマジックは、

途轍もなく進化していました。

 

想像と現実との間を

思考をし、施行し、技術を高めて

想像を具現化した時に、

人はそれを魔法とか、奇跡と呼びます。

 

コインマジック

Visualist Will Tsai: Close-Up Magic Act Works With Cards and Coins - America's Got Talent 2017

 

カードマジック

52 Shades of Red (LIVE in NZ) with Original Soundtrack // Shin Lim


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貴乃花親方

2018年10月01日 | 雑感・愚見

誠に残念ですが、

貴乃花親方の退職が決定したようです。


このような結果になるほどのことが

起きていたことは間違いありませんが、

それが何であるのかが全く分かりません。


記者やレポーター。

大相撲OBや芸能人達の話。

ネットに流れている噂。


全部が外にいる人が

ワイワイガチャガチャと言っているだけで、

それにどれだけの信憑性があるのか分かりません。


貴乃花親方が今の相撲協会を

改革しようとしているという話すら、

貴乃花親方自身が、

「自分の口から改革といったことはありません。」

と話していたそうなので、


今の段階では、巷にはびこる話の90%が、

誰かが流した噂や推察や解釈の域をでません。


そして、相撲協会についても同じで、

私達には、芝田山親方(横綱/大乃国)が語った

内容くらいしか情報がなく、


しかも、

双方の言い分が食い違っていて、

それでいて、

どちらも事実を言っているように

感じるのですから、


これはもう私のような外側も外側にいる人間に

何が起きているのか分かる訳がありません。

 

貴乃花親方と相撲協会の理事の方々との間に、

実態があるのか無いのか分からない物質が

ゴニョゴニョと、うごめいているように感じます。


このような物質は、一方の勘違いや先入観や

好き嫌いの個人的な感情、


誰かの悪意なき介入や、

火事と喧嘩は大きい方が楽しいとの

悪意ある介入などによって発生するもので、


冷静な第三者には見えるけれども、

当事者には見えなかったりするので

悪くなった流れは、

どんどん大きくなったりします。


このゴニョゴニョとした物質を消し去るには、

双方が、どちらかが気持ちをリセットして

粘り強くコミュニケーション不足を

補うことが大切です。


このようなことは私達の身にも起きることなので、

私達は、ここまで悪化する前に、

この一件を他山の石としたいものです。

 

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