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日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

今どきの“オトコ”って・・・

2006-01-04 22:18:00 | アラカルト
中日新聞・名古屋版朝刊に「オトコが揺らぐ」という特集が連載されている。
サブタイトルは「格差社会の『自分探し』」だ。
残念なことに、中日新聞のWEBサイトで記事を見ることができないようだ(この記事を連載している「生活面」や「文化面」が、WEB上で見られないようだ)。

今日の内容は「女の子に勝てない」。
学校行事や生徒会などで、発言をしリードをするのは女子で、男子はその後をついていく傾向が、年々強くなっているらしい。
学校の先生などは「(男子は)お膳立てをしてあげないと、活躍の場がない。」と話している。
他にも、この記事の中で目立つ言葉が「○○をしてあげる」という言葉だ。
表面上は、主導権を持って女性をリードしなくては!と言う態度の裏には、常に「受動的」な姿があるようだ。
そして、男の子が様々なものにチャレンジしていく、という時代ではないらしい。
むしろ、果敢にチャレンジ精神を発揮するのは、女の子と言う時代のようだ。
それは大学受験や国家試験などにも、その傾向が現れはじめている。

それにしても「○○をしてもらう」という、環境でないと自分から動くことができないと言うのは、どうしてなのだろうか?
なんとなく、生命体としての弱さを感じてしまうのだ。
そしてこれまで威張ってこれたのは、昔の女性が上手にお膳立てをして、その上に乗せてくれていたからということだろうか?
それを今でも、潜在意識下では望んでいるということなのだろうか?

少子化などの問題でも、男性はどこか他人事のような発言が多い。
そして、日本の企業も「仕事」「効率」などというコトバで、逃げているような気がする。
問題を直視するコトすら、今どきの“オトコ”達は、嫌なのだろうか?