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強気な人たち-小嶋社長と石原都知事-

2006-01-15 23:07:11 | 徒然
Yahooのトピックスに「ヒューザー小嶋社長国を批判」という記事があった。
本当に、この人「強気な人」ですね。
この「強気」は、一体何処からくるのか不思議なほど。
イロイロなところから出てきている関連記事などの「見出し」を読むと、「困る政治家」が何人もいるとか、いないとか?
だから強気なのでしょうか?
それだけではなく「瑕疵担保責任」がある、といい続けながらも「責任をとる」ということになると、まったく何もしない?という印象。
まるで「キチンと調べないでマンションを購入した人が悪い」、みたいな雰囲気すらつくりだしている。

この問題で、対象となった自治体の多くが臨時的な救援策として「住居提供」のほか「家賃負担」を決めているのに、東京都知事の石原さんだけは「それは国の責任」といっている。
その為なのか?東京における「耐震強度偽装マンション」の住人の退去率が悪いという。
石原さんを見ていると「強気な人」という気がする。
反面、以前拙ブログでも書いたが「東京オリンピック誘致」には熱心なようだ。
でも「東京」って、それだけの「財政」があるのでしょうか?
もし「東京オリンピック」を開催できるだけの「財政」があれば、「耐震強度偽装マンション」の人たちに対して、何らか救援策をとるほうが先だと思うのですが・・・。
東京都民ではないので、「財政的な問題」はよく分からないのですが、自治体の長であれば、都民の生活を最優先に考えるのが筋だと思うのですが・・・。

その「東京オリンピック」ですが、オリンピックって基本的には「都市開催」ですよね?
「都道府県」という単位ではなく、「行政市」での開催のはず。
とすれば・・・東京に関して言うなら「中央区」とか「豊島区」とか「渋谷区」での開催になりません?石原さん。百歩譲って「東京23区」協同とか。
そうしないと、現在立候補したり立候補を検討している「行政市」とでは、「財政規模」が違い過ぎます。
まして、石原さんの発言のあちらこちらには、「国からの財政援助は、当然」という雰囲気すらある。
ご自分の都合の良いことばかりに、力が入っているようにしか見えません。

なんとなく、今の日本で脚光を浴びている人の多くが「自分の都合しか考えていない人」達ばかりのように思えてきます。