この春、デルモンテが「ラクベジ」という商品を発売した。
頻繁にテレビCMを流しているので、ご覧になった方も多いのではないだろうか。
この「ラクベジ」のウリは、「植物性乳酸菌」を使っていること。
「植物性乳酸菌」といえば、思い出す商品がある。
それが、カゴメの「ラブレ」だ。
そして「ラクベジ」も「ラブレ」も、「日本人に馴染みのある味噌やしょうゆ、漬物などの植物性乳酸菌に着目」ということを言っている。
昨年発売された「ラブレ」は、一時期生産が間に合わなくなり店頭から商品が消えるほどの大ヒット商品となった。
「ラブレ」の特徴は、これまでの乳酸菌飲料に近い色合いと味があった。
その意味で、「乳酸菌飲料を飲む」コトを実感できる商品でもあった。
ところがデルモンテの「ラクベジ」は、色合いも味も「乳酸菌飲料」というよりも、「野菜ジュースを飲んでいる」という感覚のほうが強い。
それも、トマトの味が強いのは「さすが、トマトケチャップを作っている会社」という気がする。
それにはもちろん訳があってのことなのだが、トマト味を強く出すことで「あぁぁ、やっぱりデルモンテ」という印象を与えているような気がする。
「野菜ジュース」市場は、そろそろ成熟し始めているように感じている。
伊藤園やカゴメ、そしてデルモンテと「植物の力(=野菜の力)で健康」というアプローチは、それぞれの企業カラーを強く打ち出しながら、独自の路線を歩みはじめているように感じるのだ。
特にカゴメは、10年ほど前から通販のみの限定商品を出し、顧客の囲い込みをしている。
もちろん、野菜ジュースを作るにあたり特定の農家と契約をし、その流れとして「こくみトマト」という商品もスーパーマーケットで販売している。
デルモンテ自体は、既に果物で「デルモンテ・ブランド」を販売しているが、早晩野菜でも「デルモンテ・ブランド」が現れるかも知れない。
産地名でのブランド化だけではなく、企業名での野菜ブランド化へと発展していく可能性があるかもしれない「野菜ジュース」市場だ。
頻繁にテレビCMを流しているので、ご覧になった方も多いのではないだろうか。
この「ラクベジ」のウリは、「植物性乳酸菌」を使っていること。
「植物性乳酸菌」といえば、思い出す商品がある。
それが、カゴメの「ラブレ」だ。
そして「ラクベジ」も「ラブレ」も、「日本人に馴染みのある味噌やしょうゆ、漬物などの植物性乳酸菌に着目」ということを言っている。
昨年発売された「ラブレ」は、一時期生産が間に合わなくなり店頭から商品が消えるほどの大ヒット商品となった。
「ラブレ」の特徴は、これまでの乳酸菌飲料に近い色合いと味があった。
その意味で、「乳酸菌飲料を飲む」コトを実感できる商品でもあった。
ところがデルモンテの「ラクベジ」は、色合いも味も「乳酸菌飲料」というよりも、「野菜ジュースを飲んでいる」という感覚のほうが強い。
それも、トマトの味が強いのは「さすが、トマトケチャップを作っている会社」という気がする。
それにはもちろん訳があってのことなのだが、トマト味を強く出すことで「あぁぁ、やっぱりデルモンテ」という印象を与えているような気がする。
「野菜ジュース」市場は、そろそろ成熟し始めているように感じている。
伊藤園やカゴメ、そしてデルモンテと「植物の力(=野菜の力)で健康」というアプローチは、それぞれの企業カラーを強く打ち出しながら、独自の路線を歩みはじめているように感じるのだ。
特にカゴメは、10年ほど前から通販のみの限定商品を出し、顧客の囲い込みをしている。
もちろん、野菜ジュースを作るにあたり特定の農家と契約をし、その流れとして「こくみトマト」という商品もスーパーマーケットで販売している。
デルモンテ自体は、既に果物で「デルモンテ・ブランド」を販売しているが、早晩野菜でも「デルモンテ・ブランド」が現れるかも知れない。
産地名でのブランド化だけではなく、企業名での野菜ブランド化へと発展していく可能性があるかもしれない「野菜ジュース」市場だ。