日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

「水ビジネス」に注目

2007-04-09 00:00:09 | トレンド
世間的には、統一選挙なのだと思う。
この時間、東京都知事には石原さんが当選を決めたようだ。
東京都民ではないので、「東京都民の選択は、石原さんだったのか・・・」としか言いようが無い。
北海道では、女性の首長さんが2期目を決めた。
万歳する姿を見て、「もう少しテレビ映りを気にした服装は無かったものか?」と思ってしまった。
遠目で見ると、ジャケットの中に着ているブラウス(?)が肌と同化して見えてしまう。
首長としてというよりも、女性の政治家としてもっとオシャレをして欲しい(お金をかけると言う意味ではない)。
アメリカの次期大統領候補の一人・ヒラリーさんは、「いかにも女性政治家の戦闘服」という印象のある紺やグレーなどのダークカラーは、「強い女性」という印象を与えすぎると言う周囲のアドバイスなどにより、明るく優しい印象を与えるブライトカラーのスーツを好んで着るようにしているという話だ。

ここしばらく、政治に絡んで「水」が注目されている。
それとは別に、世間でも「水ビジネス」が盛んなようだ。
Yahooのトピックスでも取り上げられていたので、記事を読んだ方もいるかも知れないが、フジサンケイ・ビジネスアイのWEBサイトに「ミネラルウオーター」最新事情 香りや酸素「水」プラスα と言う記事が掲載されている。
毎年春先頃から、ペットボトル飲料の新製品が次々と登場する。
特に緑茶市場は、商品名を変えるのではなく中身を変えて新しさをPRしている。
その一例がキリンビバレッジの「生茶」やアサヒ飲料の「若武者」だろう。
他にも、コカコーラとペプシも次々とリニューアルテイストの商品を出している。
その中で、リニューアルではなく新機能を付加した新商品が目白押しとなっているのが「ミネラルウォーター」市場なのだ。

ここ数年「ミネラルウォーター」市場の傾向は、「日本の名水」系と海外系と大きく2つに分かれていた。
その代表的なモノは「南アルプスの天然水」であり、「エビアン」や硬水の代表格「コントレックス」だった。
そして、1、2年前からは「微炭酸水」が加わった。
その市場に今年から加わったのが、「ローズウォーター」など香料が含まれたモノや食物繊維、酸素を加えた飲料水だ。
「水」といってもタダの水ではない、ということだ。
「機能水」といってもおかしくないかも知れない。
個人的には、数年前から気になっている「ローズウォーター」に注目したい。
昔から、バラには女性ホルモンを整える効果があるといわれているし、最近では美肌効果もあると話題になっているからだ。
そして、これからはその目的に応じて「水」を選択して飲む、と言う時代がやってくるのかも知れない。

政治家さんの「水」は、本当のところ「なんとか還元水」だとか、1本5000円もする「ゲルマニュウム水」の購入ではなさそうだが・・・。