昨夜から今朝にかけて、産経新聞のWEBサイトに高校生が作った話題が2つ、掲載されている。
一つが、「鶏卵アレルギーの人でも食べれるたまご」だ。
農業高校の鶏卵を研究する生徒たちが、「鶏卵アレルギーの人でも食べれるたまごを作りたい」と、研究に取り組んで独自に開発した「たまご」と言うことなのだが、商品化されるまでには多くの時間と苦労があっただろう。
様々な飼料の研究をしながら配合し、採れたたまごを実際に分析をすると言う地味な努力をしながら、時間をかけて創られたたまごなのだ。
スーパーの店頭に並ぶ鶏卵の多くは、ブロイラー育ちの安価な(と言っても、最近の飼料などの高騰で、大分値上がったが)ものと、飼料にこだわった平飼いで作られた名前付きの鶏卵の2種類だ。
その中でもブランド化に成功した鶏卵は、「ヨード卵・光」だろう。
発売されて30年余り経つと思うのだが、この鶏卵が発売された時我が家でも少し話題になった。
と言うのも、いつも特売の鶏卵しか買ってこなかった母が、お試し買いをしてきたからだ。
当時は父と私の毎日のお弁当作りがあり、それこそ鶏卵は毎日使う(メイン)食材だった。
残念ながら我が家ではお試し買いで終わってしまったが、「ヨード卵・光」は着々と割高感がありながらも健康志向の高い主婦の支持を集め、ブランド化に成功した。
その後、様々な食品アレルギーが問題となり始め「栄養と価格の優等生・卵」が食べられない人たちも増えてきた。
そのような人たちは、栄養面での「代用品」で我慢するコトが当然のようになったのだ。
「アレルギーのある人も、鶏卵が食べたいはず」と言う、思いがこの「たまご」を生んだのだ。
もう一つは、「ホヤの殻で新素材 高校生がスピーカー用に開発」だ。
宮城では、ホヤが採れることもあり一般的な食材かもしれないのだが、傷み易いことやあのカタチなどで「珍味」として知られている食材でもある。
そのホヤは食べられる部位は、極々わずかなところ。
結果、相当量の「ゴミ」となってしまうのである。
その問題を解決しようと、考えたのが水産高校の生徒たち。
上述のたまご同様、地味な努力と時間をかけ開発したのが、スピーカーの新素材だったのだ。
今では「i Pod」のような携帯音楽再生機器で音楽を楽しむ人のほうが多いかもしれないが、良質な音楽はそれなりの音で聴きたいと言う音楽ファンも少なくないだろう。
事実「i Pod」専用スピーカーも幾つか発売されている。
そんな人たちにとっては、魅力的な素材となるのではないだろうか。
いずれにしても、彼ら高校生がこれらの開発に取り組んだのは「たまごが食べられない人に食べてもらいたい」、「ゴミとなるホヤの殻を何とか活用できないか?」と言う、問題を解決したいという、商品の研究開発の原点だったことに頼もしさを感じる。
一つが、「鶏卵アレルギーの人でも食べれるたまご」だ。
農業高校の鶏卵を研究する生徒たちが、「鶏卵アレルギーの人でも食べれるたまごを作りたい」と、研究に取り組んで独自に開発した「たまご」と言うことなのだが、商品化されるまでには多くの時間と苦労があっただろう。
様々な飼料の研究をしながら配合し、採れたたまごを実際に分析をすると言う地味な努力をしながら、時間をかけて創られたたまごなのだ。
スーパーの店頭に並ぶ鶏卵の多くは、ブロイラー育ちの安価な(と言っても、最近の飼料などの高騰で、大分値上がったが)ものと、飼料にこだわった平飼いで作られた名前付きの鶏卵の2種類だ。
その中でもブランド化に成功した鶏卵は、「ヨード卵・光」だろう。
発売されて30年余り経つと思うのだが、この鶏卵が発売された時我が家でも少し話題になった。
と言うのも、いつも特売の鶏卵しか買ってこなかった母が、お試し買いをしてきたからだ。
当時は父と私の毎日のお弁当作りがあり、それこそ鶏卵は毎日使う(メイン)食材だった。
残念ながら我が家ではお試し買いで終わってしまったが、「ヨード卵・光」は着々と割高感がありながらも健康志向の高い主婦の支持を集め、ブランド化に成功した。
その後、様々な食品アレルギーが問題となり始め「栄養と価格の優等生・卵」が食べられない人たちも増えてきた。
そのような人たちは、栄養面での「代用品」で我慢するコトが当然のようになったのだ。
「アレルギーのある人も、鶏卵が食べたいはず」と言う、思いがこの「たまご」を生んだのだ。
もう一つは、「ホヤの殻で新素材 高校生がスピーカー用に開発」だ。
宮城では、ホヤが採れることもあり一般的な食材かもしれないのだが、傷み易いことやあのカタチなどで「珍味」として知られている食材でもある。
そのホヤは食べられる部位は、極々わずかなところ。
結果、相当量の「ゴミ」となってしまうのである。
その問題を解決しようと、考えたのが水産高校の生徒たち。
上述のたまご同様、地味な努力と時間をかけ開発したのが、スピーカーの新素材だったのだ。
今では「i Pod」のような携帯音楽再生機器で音楽を楽しむ人のほうが多いかもしれないが、良質な音楽はそれなりの音で聴きたいと言う音楽ファンも少なくないだろう。
事実「i Pod」専用スピーカーも幾つか発売されている。
そんな人たちにとっては、魅力的な素材となるのではないだろうか。
いずれにしても、彼ら高校生がこれらの開発に取り組んだのは「たまごが食べられない人に食べてもらいたい」、「ゴミとなるホヤの殻を何とか活用できないか?」と言う、問題を解決したいという、商品の研究開発の原点だったことに頼もしさを感じる。