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雪の後、越冬蝶の安否確認♪

2020年02月01日 | 自宅周辺の蝶

我が家の庭では、今2種類の蝶が越冬中です。

冬でも枯れない花の葉や茎には、「キタキチョウの成虫」たち・・・

家の壁などで越冬しているのは、「ジャコウアゲハの蛹」たち・・・

それぞれ違った形でただいま越冬中。

 

蝶の前に、お花の様子も見ていただきましょう・・・

 

雪が消えた後の、地植えクリスマスローズ♪

 

 

こちらはフクジュソウ、黄色い花が復活~♪

 

晴れた日の午後には、黄色い花が眩しい〜♪(2月3日追加)

 

早々と花を咲かせると、冷たくて重たい雪の洗礼を受けますが、

このように雪が消えば、ちゃんと復活してくるから健気ですねよ。

 

それでは本題、越冬中の安否確認です。

 

『成虫』で越冬中の、キタキチョウの様子です・・・

クリスマスローズの葉で越冬中のキタキチョウの様子は、すでにご紹介済みですが、

実は、越冬キタキチョウがもう1頭見つかりました。

今庭では越冬キタキチョウ1号と2号を見守っています。

 

クリスマスローズの葉の「越冬キタキチョウ1号」の様子から・・・

12月29日の安否確認の時は無事だった1号さんだけど、

その後停電になるほどの強風が吹き荒れたこともあり、ちょっと心配。

古いコンテナを被せて強風&雪避けにし、コンテナが突風で吹き飛ばされないように、

石臼で重石をしてありますから、一応強風&雪避け対策は万全のつもりなんだけど・・・

 

このコンテナを退けると、そこで蝶が越冬しています♪

 

葉にしっかりとつかまって、どうやら無事のようです♪

 

つかまっているのが少々貧弱な新葉なので、葉がしなって地面すれすれ。

それでも、越冬態勢のまま眠っているようです。 1号さんOK!

 

1月17日に見つかった「越冬キタキチョウ2号」の様子・・・

キタキチョウ2号さんがどこで見つかったのか、まずはそのお話からしましょう。

 

玉切りして積んであった丸太の間に潜り込んで、木につかまって越冬していました。

チェンソーで太い丸太を割る作業をしていた旦那さんが、

積んであった丸太を動かした時に、キタキチョウを見つけたようです。

「おぉーい、キタキチョウがいるぞぉ~」との声に、

カメラを持って飛んで行ってみれば・・・いました、黄色い越冬キタキチョウ!

 

キタキチョウが越冬していたのは、積まれた薪です♪

 

重ねた翅の間に触覚を格納して越冬中♪

 

まさかね、こんな場所で越冬してるとはビックリです!

作業を進めるためにもこのままにしておくわけにもいかず、

越冬場所を探して「強制移動」をすることに・・・

新たな越冬場所は、軒下に植えられている常緑のイベリスに決定。

 

こちらが新たな越冬場所のイベリスです♪

 

風で飛ばされないように、下の方の枝にそっと置いた♪(1月17日)

 

しっかりと触覚を格納して越冬しているようで、ひと安心♪(1月22日)

 

積雪19cmの雪でした♪(1月28日)

 

覗いてみると、どうやら無事に越冬中です♪

 

ここは軒下なので積雪の心配も少なく、風も当たりにくそうなので、

とりあえずはこのまま見守るつもり・・・

28日積雪後も安否が確認できてホッとしました。 2号さんもOK!

 

これで、1号と2号の安否確認ができました。

2頭とも、春になって無事に飛び出してくれるといいのですが・・・

暖冬なので、越冬明けは例年よりも少し早くなるかもしれませんね。

 

『蛹』で越冬中の蝶、ジャコウアゲハの様子です・・・

庭を探せば、きっとあちこちで越冬蛹が見つかるでしょうけど、

本日は、いつも目にしている蛹だけご覧いただきましょう。

(ジャコウアゲハの越冬蛹は、ほとんど同じような様子なのでね…)

 

代表して4ヶ所の越冬蛹に登場してもらいます♪

 

 

(出窓部下、家の基礎部、物陰、鉄鍋側面)

 

我が家の庭では、ジャコウアゲハは年に3回羽化します。

ほとんど三化(時々二化の蛹の場合もある)の蛹が越冬するわけで、

越冬しなくてはいけない三化の終齢幼虫たちは、こういった軒下や物陰で蛹化します。

一化や二化の終齢幼虫たちは越冬の必要がないからか、

食草(ウマノスズクサ)の葉裏や茎やその周辺で蛹化することが多いです。

 

ジャコウアゲハの場合、このような蛹になったまま変化がないので、

越冬蛹の安否確認といってもよくからないのですが・・・

一応触ってみて少しでも動けば大丈夫! …ということのようですけど、

ツンツンせずにそのまま見守って、春になって羽化すればOK! …とします。

 

今回気付いたのは、越冬蛹の色がまちまちだということ。

越冬蛹はここ何年も見ているはずなのに、こんなにも色が違ってたっけ?

蛹化した場所によって違うのか、気温や日照時間によるものなのか、

まぁ、いずれにしてもみな無事に羽化してくれればそれでいい。

 

ここ三年間の「ジャコウアゲハ第一化の羽化日」を調べてみれば、

5月17日、5月6日、5月17日でしたが、

暖冬の今年はいつ頃になるのでしょうね。まぁ、5月の陽気次第でしょうか・・・


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22 コメント

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立派 (自然を尋ねる人)
2020-02-01 18:19:06
ここまでやるかと思いました。
越冬蝶 当地でキタキチョウが1、テング蝶?が1
テングは見当たりません。
立春が過ぎたら本当の冬が来ると言う予報
大切に見守ってください。
返信する
☆自然を尋ねる人さんへ (みさと64)
2020-02-01 20:57:08
こんばんは。
ハイ、ここまでやってます(笑)
…と言っても、越冬キタキチョウもジャコウアゲハの蛹も、
必死に探したわけではなくて、たまたま庭で見つかったので、
それらをただ見守っているだけです。

越冬していたクリスマスローズが小さ目の株で、葉も頼りなげで、
地面からの高さもあまりなくて心配でしたから、
一応コンテナをかぶせて、雪&強風対策はしました。
そうしなければ、雪が10cmも積もれば蝶が雪に埋れてしまいそう〜

キタキチョウの他にも成虫で越冬する蝶は自宅周辺にいるはずなのですが、
毎年庭で見つかるのはキタキチョウだけです。
他の蝶たちはどこで越冬しているのでしょうね。
春になって、越冬明けの蝶たちに出会えるのが楽しみです♪

「立春が過ぎてようやく厳寒」などと言ってますね。
やはり今年は変です!
まだまだ寒い日が続くと思いますが、
ドカ雪だけは勘弁してほしいものです・・・
返信する
Unknown (すずらんの妖精)
2020-02-01 23:16:06
越冬の蝶々よく何処にも行かずに冬越ししたら、
嬉しいよね。この温暖化で人間だけでなく、他の生き物
にも、色々と問題として取り上げられ、何かと心配です。
返信する
蝶たちのお母さん (fukurou)
2020-02-02 09:24:01
みさと64様
おはようございます。
たくさんの蝶のお母さんですね。
ご主人様もお父さん役、ちゃんと務められていますね。危うく命を救われた、キチョウさん無事に春になって飛び立ってほしいですね。
ジャコウアゲハこれだけ育つのは、ウマノスズクサがたくさんあるのでしょうか?
昔、飼育していたころウマノスズクサをたくさん増やしていましたが、今はすべて消えています。
返信する
越冬蝶 (mcnj)
2020-02-02 10:16:52
お早うございます。

寒い信州で、頑張っていますね。
クリスマスローズ、フクジュソウ、早春を飾る花達も、咲き始めました。
蝶達も、もうひと頑張りです。
返信する
☆すずらんの妖精さんへ (みさと64)
2020-02-02 16:55:18
こんにちは。
キタキチョウのように、蝶々のままで越冬している姿を見ると、
「春まで元気で頑張れ〜」って声援を送りたくなりますね。

寒い季節になって一旦越冬態勢に入ってしまえば、
春を感じて目覚めるまでは大抵このままで、
どこへも行かずに「冬眠」して、寒い冬を乗り切ります。
ただね、強風で吹き飛ばされたりなど、他にも様々な受難も多いはず。
自然界のことなので、できるなら手助けはしない方が良いのでしょうけど、
コンテナを被せるくらいはさせてほしいかなぁ…と。 母心か?
蝶の中には、夏の暑さを乗り越えるために「夏眠」をする種類もあるんですよ。

温暖化の影響は色んなところに出てきているようで、心配ですよね。
降雪状態だったり、クリスマスローズの開花状況を見ていると、
それだけでも今年の異変を感じます。
そういえば、今年はあちこちで冬眠中のはずのクマが出没しているのだとか。
これから先、日本の四季もどうなってしまうのか・・・
返信する
☆fukurouさんへ (みさと64)
2020-02-02 17:00:49
蝶たちのお母さん?
そうかもね、子供たちを見守っている母の心境かも…(笑)
キタキチョウも2頭でよかったです。
たくさんの越冬蝶を見つけちゃったら、母は大変だぁ〜!
実は初冬に、ツツジの葉にも1頭のキタキチョウを見つけたのですが、
暖かな日に、わたしに無断でそこから飛び出したようです。
つかまっていたツツジのはが黄色くなってきて、
そのうちに落葉するんじゃないかと心配だったので、
実際のところは、逃亡してくれてひと安心ってところです(笑)
あっ、そう言われれば主人もお父さん役を果たしたってことですね。
主人がキタキチョウに気付いてくれたお陰で、
新たな場所に移してあげられて、今も無事に越冬中なのですから・・・
とりあえず、この2頭の無事な飛び立ちを願いながら、春まで見守ります。

ジャコウアゲハの蛹は、他にもたくさん見つかっていますけど、
こちらの子供たちは、全然手がかかりませんから助かります(笑)
ウマノスズクサはたくさん増えて、今ではかなり大所帯でも養える状態です。
…というか、逆に庭のあちこちに地下茎で伸びて勝手に育って困っているほどです。
他の花を害するような株はどんどん退治しています。
それと、離れた場所にポツンと1本だけ生えてきてそこに産卵されても、
孵化した幼虫たちが食糧難になっちゃうので、
そういった株も気付いたらさっさと抜くようにしています。
大株は、中庭に「タワー型」そして柿の木近くには「アーチ型」の2ヶ所で育っていて、
終齢幼虫の最盛期には、地上には棒状の茎しかない程に食べ尽くされますが、
でも次の世代の幼虫たちが育つ頃には、新芽がどんどん伸びてきて養ってくれます。
春は、ウマノスズクサの葉が伸びてきて産卵場所が整った頃に、一化が羽化してきます。
ちゃんとうまい具合にサイクルができているのですね・・・自然界ってホント凄いです!
返信する
☆mcnjさんへ (みさと64)
2020-02-02 17:08:48
こんにちは。
そちらのキタキチョウはどこで越冬しているのでしょうね。
もしかしたら、土手のクリスマスローズの葉裏にぶら下がっているのかも?
信州のキタキチョウも、寒い中で頑張っていますよ。
目についた越冬蝶は、このように少しだけお手伝いもできるのですが、
自宅周辺や林の中で越冬している蝶もたくさんいるはず。
今年は積雪量が少ないからまだいいのでしょうけど、
ドカ雪が降れば雪に押し潰されてしまいます。
生き物が自然界で生き延びるってことは、本当に大変なことなのですね。

今年は、地植えのクリスマスローズが庭のあちこちで色付いてきて、
鉢植えと競うように咲く株も出てきそうです。
我が家の庭ではこんなことは初めて!
真冬のこの時期に地植えのクリスマスローズが咲いたり、
フクジュソウが咲いたりするのは嬉しいことなのですが、
こんな状況でいいのか? …と不安にもなります。
やっぱり地上に咲く花は、春になって根雪が解け始めた頃に咲いて、
春が来たことを告げてほしいですね。

我が家の今年の「春告花」・・・いったいどの花をそう呼ぶべきなのか!
もうすでに咲いてる花? それとも早春になってから咲いてきた花?
悩むところです・・・
返信する
信州は寒いはず (yukikami27)
2020-02-02 21:49:54
昔は、いや最近まで、信州は寒いと言えば通用していたと思うのですが、
クリスマスローズは、私の周りでは見かけません。
福寿草は三月だったと思います。
蝶などの幼虫とがさなぎなどは、千葉に来てこの方、見た事は有りません。
返信する
見守り (take)
2020-02-02 21:52:49
こんばんは。
今年も 越冬チョウたちはみさと家で安心しているようですね。
1号さん ok,
2号さんも大丈夫。
やさしいご夫婦に見守られていますもの。

「おぉーい、キタキチョウがいるぞぉ~」
のお声はうれしいこと。
チェンソーで太い丸太を割る作業に励まれてらっしゃったのですね。
そりゃあ もう
「カメラを持って飛んで行ってみれば」
みさとさんまでチョウになり飛んでいく~。

ジャコウアゲハの蛹の項は むずかしくて何回も読み返しました。
どうして こう理解力がないのか。
訪問診療の先生から「(義母よりも)お嫁さんの方が心配だ」と。

それにしてもキタキチョウさん、 こんなに細い脚でよく自分の体重がささえられるものだと 。
私なんぞこの体重を支えるためにしっかりとぶっとい足になっている、なんて・・・

「重ねた翅の間に触覚を格納して越冬中♪」など こんな細かいところまで観察できている せっかくの素晴らしいブログを汚してはいけない。

送信しちゃいます!
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