一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

中倉女流姉妹は、お互いを何と呼んでいるか

2009-11-09 01:40:34 | 将棋雑記
これは私だけではないと絶対に思うのだが、私はかつて、中倉彰子女流初段と宏美女流二段を、姉が宏美女流二段で、妹が彰子女流初段だと勘違いしていた。
おっとり型?の宏美女流二段が姉、チャキチャキ型?の彰子女流初段が妹という図は、日本人姉妹のイメージにピッタリと思えたからだ。
数年前、「将棋世界」新年号のお年玉クイズで、「中倉彰子・宏美姉妹はどちらが姉でどちらが妹でしょう」という問題があったが、「マユ毛が上がっているほうがお姉さんで、下がっているほうが妹です」というヒントがあったにもかかわらず、私は姉を宏美現女流二段、妹を彰子女流初段と解答して、間違えた。ちなみにこのときのクイズで間違えたのは、この1問だけだった。

ところで中倉女流姉妹は、お互いをどう呼び合ってあるのだろう。
彰子女流初段は、妹の宏美二段を「ひろみ」と呼んでいるようだ。これは中倉姉妹の「あっこ&ひろみオフィシャルブログ」で、彰子女流初段がそう書いていたので、分かる。問題は宏美女流二段が彰子女流初段をどう呼んでいるかだ。
考えられる言葉は次の5つである。

A.彰子姉さん
B.お姉ちゃん
C.姉さん
D.姉ちゃん
E.とくに名前は呼ばない

Aの「彰子姉さん」は最もオーソドックスで、恐らく人前ではこう呼ぶのだろう。しかしプライベートではどうか。サスペンスドラマによくあるシーンで、遺産相続の配分について、3姉妹の妹が姉に対してこの呼び方をするが、宏美女流二段のキャラクターからは、ちょっと想像できない。
Bの「お姉ちゃん」もよくあるスジで、「おねえちゃんばっかりズルイ!」とか幼少のころは使っていたかもしれないが、成人してまでこの言葉で呼ぶだろうか。これもちょっと考えにくい。
Cの「姉さん」は、テレビドラマ「HOTEL」の赤川一平が、故郷で旅館を経営している姉に対して使っているが、女性が女性に対して使うものだろうか。
しかしまあ、このあたりはいい線である。
Dの「姉ちゃん」は、星飛雄馬が姉の明子に言う言葉だが、いくら同じアキコでも、宏美女流二段が「姉ちゃん」とは言わないだろう。「彰子姉ちゃん」も同様である。星飛雄馬と宏美女流二段、どちらも自分の職業に命を懸けてはいるが、これは却下。
Eの「とくに名前は呼ばない」、これは意外と可能性がある。子供のころは「お姉ちゃん」とも「お姉さん」とも呼んでいたかもしれないが、ある年齢まで来ると他人行儀になって、歳上をあらためて呼ぶのが照れ臭くなってくるものだ。
ゆえに、もし彰子女流初段を呼ぶ必要に迫られたときは、「ねえ」とか「あの」とか、言葉を濁しているような気がするのだ。
以上の検討により、私の解答は「E」とする。
正解は、今度お会いしたとき訊いてみよう。…いや、何も訊かなくても、宏美女流二段のほうからクスクス笑いながら、答えてくれるかもしれない。
コメント (13)
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