一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

中倉宏美女流二段は、姉の彰子女流初段を何と呼んでいるか・解答編

2009-11-28 02:38:02 | 将棋雑記
21日の記事では、中倉宏美女流二段が、姉の彰子女流初段をプライベートでは何と呼んでいるかを、皆さまに問うた。
注目の答えは
「アッコちゃん」
であった。宏美女流二段いわく、
「もちろん人前では『姉』と呼びますけど、わりとオトナになってからも(アッコちゃんと)呼んでて…だけど周りからおかしいと言われて…でも最近でも、ふたりきりになると『アッコちゃん』と呼んじゃうことがあります」
とのことであった。一字一句正しい発言だったか自信はないが、だいたいこんなニュアンスの回答であった。
なるほど、男兄弟はともかく女性姉妹は、妹が姉に「ちゃん」づけで呼ぶケースはよくある。
「アッコちゃん」――。
そう言われてみれば、中倉女流姉妹のブログ名は、日本語では「あっこ&ひろみオフィシャルブログ」と書かれてあった。ここにヒントが隠されていたのだ。
いつか宏美女流二段が、彰子女流初段に「アッコちゃん」と話しかけるところを、聞いてみたいものだ。

ところで…27日のLPSA金曜サロンで、私が松尾香織女流初段との将棋に関することをボソッと漏らしたら、そばで聞いていた松尾女流初段がたいそうお怒り?になり、
「もう一公さんには(指導対局で)一生負けません!!」
と宣言?されてしまった。
松尾先生、うっかりの暴言?、申し訳ありませんでした…。でも次こそ。
コメント (7)
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第23期竜王ランキング戦6組

2009-11-28 00:35:36 | 男性棋戦
先日、第23期竜王ランキング戦トーナメントの組み合わせが発表された。
今期の女流枠(4人)は、タイトル保持者の矢内理絵子女王、清水市代女流名人・女流王位・女流王将、里見香奈倉敷藤花の3人に、読売推薦と思われる岩根忍女流二段となった。私は、先日まで女流王位戦の激闘を演じていた石橋幸緒女流四段が出場すると思いこんでいたので、正直、岩根女流二段の出場は意外だった。
ランキング戦6組のアマプロ戦組み合わせが読売新聞に発表されたのは22日だから、女流王位戦の結果を待って、組み合わせ抽選を行ったのだろう。
むろん4人目の女流枠としては、タイトルは失ったものの、今期の朝日オープンや王座戦で男性棋士を破った実績から、そのまま石橋女流四段が出場する可能性もあったし、女流最強戦で優勝した中井広恵女流六段の可能性もあった。
しかし読売は、女流棋界最高の棋戦であるマイナビの挑戦者という実績を重視し、岩根女流二段を推したと思われる。
読売は、岩根女流二段がマイナビ5番勝負の挑戦権を獲得したとき、カラー写真入りで大きく取り上げていたし、昨年とは違うメンバーにすることで、新味を出したかったのだと思う。もっとも岩根女流二段は女流棋界一の癒し系棋士であり、私のファンランキングトップ10にも入っているので、この人選に異論は挟まない。
前期竜王戦は早く終わってしまったので、今期のランキング戦は、昨年と比べて5局多く掲載できる。岩根女流二段の将棋も採用されるであろう。むろん「将棋世界」にも、西條耕一記者の熱い筆で、女流戦が大々的に扱われることだろう。こちらも大いに楽しみである。
さてほかの組み合わせだが、私はアマノジャクなので、1組のそれはあまり興味がない。やはり6組がおもしろい。
LPSA金曜サロンの手合い係である植山悦行七段は、武者野勝巳七段と対戦。武者野七段は、将棋ファンのために「駒音掲示板」を開放しており、その貢献度ははかりしれない。私が最も注目する一番である。
6組のトーナメント表を大きく4つに分けると、植山七段の山の中に、盟友の大野八一雄七段や、かつて私もお話させていただいたことがある、安西勝一六段の名前も見える。大野七段は前期、2番連続昇級のチャンスを活かしきれず、無念の涙をのんだ。今期にかける意気込みは相当のものであろう。
植山七段、大野七段とも、持てる力を十二分に出し切れば、準々決勝で当たる可能性は高い。おふたりの対戦が実現することを、私は大いに期待している。
コメント (5)
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