8日は交通違反の切符を切られ、反則金を納め、終業後は眼医者へ行った。幸い目のほうは異状なしなしだったが、違反切符のほうだけで疲労困憊、LPSA芝浦サロンへ行くのはやめちゃおうかと思った。そして夜は「ペケポン」2時間スペシャル、サスペンスドラマ「赤い霊柩車」をのんびり観るのもよいと思った。しかしこの日のサロン担当は中倉彰子女流初段と中倉宏美女流二段である。心が折れているこんな時こそ、夜の中倉女流二段に癒してもらうべきと考え、やはり芝浦へ向かった。
サロンに入る前に小諸そばへ寄り、二枚もりを食す。ここまで、出さずもがなの出費ばかりだ。
サロンに入ると、手合い係の大庭美夏女流1級がいた。その先にはW氏、Hon氏を含め、男性客が5人。うちおひとりはアマ強豪なので、正確には客ではないが、ともかくその5人が、所在なげにしているのにあ然とした。
たびたび駒込サロンを引き合いに出すのは気がひけるが、駒込のころはこれだけ人がいれば、必ず客同士で将棋を指していたはずである。少なくとも植山悦行手合い係なら、「じゃあ宏美さんが来るまで、○○さんと○○さん、1局指してください」となっていたはずだ。
芝浦では指導対局が予約制になって、指導対局のみを指すのが目的となってきている。しかしそれで会員料金3,500円は高い。料金が変えられないのなら、経営側はもっと工夫をすべきである。このまま黙っていても、客は減る一方だ。
宏美女流二段が来るまで、私はHon氏と1局指す。今月から新規の芝浦リーグが始まるはずだが、それはないようだ。人がいなくてはリーグ戦もできない。もう自然消滅かもしれない。
6時の回は定員4人が集まったので、私は7時半の回にまわる。時間があるので、書棚にある「横歩取りガイド」「横歩取り☖8五飛車戦法」を読む。私は定跡に疎いので、こういうときに勉強をするのがいい。
6時40分ごろ、早々と投了した客がいたので、そのあとに私が入った。この日の宏美女流二段は上から下までシックな装いで、ショートパンツから形のいい脚が伸びていた。ストッキングは黒。私はもう少し薄い色がいいと思ったが、それでもこの日のコーディネートは素晴らしく、W氏やHon氏も絶賛していた。
7時半からの指導対局は私だけだったので、感想戦も長めにやった。私が厳しい手を指すと、
「あっ、それはちょっとダメェ」
と宏美女流二段がつぶやく。
「あっ、いまのその言葉…私ちょっと、初めて宏美先生にムラムラしてしまいました」
と率直な感想を述べたら、苦笑いされてしまった。
「(倉敷藤花戦、)陽子さんに負けちゃいました」
宏美女流二段も倉敷藤花戦・マッカラン勝負に自動エントリしている。宏美女流二段のこの言は、それをふまえてのものだろう。
「ああ、そうですか。たしか220手を越えたとか」
「私が終盤まで良かったと思うんですけど」
まっすぐ私を見て話す宏美女流二段は魅力的だ。もっといろいろ話したいが、私たち(W、Hon両氏)はサイゼリヤへ行かねばならぬ。名残惜しいが、8時40分ごろに、サロンを後にした。
サイゼリヤでは硬軟織り交ぜて、11時20分過ぎまで談笑。震災後初めてのサイゼリヤだったが、とても楽しい時間だった。
サロンに入る前に小諸そばへ寄り、二枚もりを食す。ここまで、出さずもがなの出費ばかりだ。
サロンに入ると、手合い係の大庭美夏女流1級がいた。その先にはW氏、Hon氏を含め、男性客が5人。うちおひとりはアマ強豪なので、正確には客ではないが、ともかくその5人が、所在なげにしているのにあ然とした。
たびたび駒込サロンを引き合いに出すのは気がひけるが、駒込のころはこれだけ人がいれば、必ず客同士で将棋を指していたはずである。少なくとも植山悦行手合い係なら、「じゃあ宏美さんが来るまで、○○さんと○○さん、1局指してください」となっていたはずだ。
芝浦では指導対局が予約制になって、指導対局のみを指すのが目的となってきている。しかしそれで会員料金3,500円は高い。料金が変えられないのなら、経営側はもっと工夫をすべきである。このまま黙っていても、客は減る一方だ。
宏美女流二段が来るまで、私はHon氏と1局指す。今月から新規の芝浦リーグが始まるはずだが、それはないようだ。人がいなくてはリーグ戦もできない。もう自然消滅かもしれない。
6時の回は定員4人が集まったので、私は7時半の回にまわる。時間があるので、書棚にある「横歩取りガイド」「横歩取り☖8五飛車戦法」を読む。私は定跡に疎いので、こういうときに勉強をするのがいい。
6時40分ごろ、早々と投了した客がいたので、そのあとに私が入った。この日の宏美女流二段は上から下までシックな装いで、ショートパンツから形のいい脚が伸びていた。ストッキングは黒。私はもう少し薄い色がいいと思ったが、それでもこの日のコーディネートは素晴らしく、W氏やHon氏も絶賛していた。
7時半からの指導対局は私だけだったので、感想戦も長めにやった。私が厳しい手を指すと、
「あっ、それはちょっとダメェ」
と宏美女流二段がつぶやく。
「あっ、いまのその言葉…私ちょっと、初めて宏美先生にムラムラしてしまいました」
と率直な感想を述べたら、苦笑いされてしまった。
「(倉敷藤花戦、)陽子さんに負けちゃいました」
宏美女流二段も倉敷藤花戦・マッカラン勝負に自動エントリしている。宏美女流二段のこの言は、それをふまえてのものだろう。
「ああ、そうですか。たしか220手を越えたとか」
「私が終盤まで良かったと思うんですけど」
まっすぐ私を見て話す宏美女流二段は魅力的だ。もっといろいろ話したいが、私たち(W、Hon両氏)はサイゼリヤへ行かねばならぬ。名残惜しいが、8時40分ごろに、サロンを後にした。
サイゼリヤでは硬軟織り交ぜて、11時20分過ぎまで談笑。震災後初めてのサイゼリヤだったが、とても楽しい時間だった。