24日(日)は区議会議員選挙があるのだが、当日私は長野県にいて、投票に行けない。そこで期日前投票を済ませてきた。これで思い残すことなく、合宿に行ける。
18日(月)は、LPSAマンデーレッスンSスピンオフ「第2期ジャンジャンマンデー」に出向いた。「ジャンジャンマンデー」は改めて説明するまでもないが、マンデーレッスンSの講師とその部員が、上手も下手も関係なく、ジャンジャン将棋を指すというものだ。月に1度開かれ、3ヶ月で1クール。成績優秀者には豪華な記念品が進呈される。女流棋士との真剣勝負も楽しめ、指しがいのある企画である。
午後6時の開場なので、この日も事前に「小諸そば」へ寄って二枚もりを食した。前回の二枚もりは量が少なかったが、今回は量が多かった。2.5人前ぐらいあった感じだ。たぶんスタッフの中に、このブログを読んでいた人がいたのだろう。
5時40分ごろ入室する。今回の参加女流棋士は、講師の藤森奈津子塾長(女流四段)、松尾香織女流初段。芝浦サロン担当の島井咲緒里女流初段。さらに大庭美夏女流1級が特別参加した。大庭女流1級は、30日の女流王座戦東日本予選に参戦する。いまは1局でも多く実戦を重ねたいところだろう。
6時になり、まずは第1期成績優秀者の表彰式。私は「最多勝利賞」で、一番手に表彰された。ミニ表彰状をいただき、記念品をいただく。これは船戸陽子女流二段がチョイスしたものらしい。本人は欠席だったが、その気持ちもありがたくいただいた。
1局目は藤森女流四段と。三間飛車の名手・藤森女流四段との平手戦はここまで9勝11敗。石橋幸緒女流四段と私との平手戦は7勝9敗だから、女流棋士の棋力にはほとんど差がない、ということになる。
将棋はもちろん藤森女流四段の三間飛車。私が急戦をにおわすと、藤森女流四段は☖4三金と上がる。美濃囲いが弱くなるが、これは藤森流の手だ。
私は棒銀から☗3五歩と仕掛け、むずかしい戦いになった。
しかし終盤は藤森女流四段の攻めが切れ、ハッキリ私が優勢。しかし私が緩手を連発し、気がついたら敗勢になっていた。☗2二飛の王手に☖5二歩が「勝ちました」という手。秒読みになってから藤森女流四段の指し手は的確で、現役時代と変わらぬ強さだった。
2局目はミスター中飛車氏と。私が先手になったので、☗4五歩の早仕掛け。中飛車氏は☖5五歩と指し、☗同角☖5四銀ときたが、☗4四角と歩得をして私が指しやすくなった。局後の検討では、☗5五同角に☖同飛☗同歩☖4五歩で、後手有望だった。どうも☗4五歩早仕掛けは、居飛車悪そうだ。
対局の合間に各所を見て回る。島井女流初段は居飛車に構えているが、これは珍しい。その島井女流初段が部室に入ってきたとき、一瞬熊倉紫野女流初段に見え、ギョッとした。このふたりは、ちょっと似ている気がした。
3局目はT・K氏と。T・K氏には最近負け続きで、ここで一矢報いたかったのだが、本局も私の作戦に一貫性がなく、中盤の入口で駒損が確定したため、もはやこれまでと投了。消化不良の一戦だった。次局は何とかせねばならない。
4局目はKat氏と。Kat氏とは金曜サロン時代に私が角を落として指したことがあるが、筋よく攻め込まれた記憶がある。
本局は私の先手で☗7六歩☖3四歩☗2六歩☖4四歩。Kat氏の振り飛車かと思いきや、☖4二銀~☖6二銀とされたので、相矢倉になってしまった。こってりした戦いになったが、私が端から攻めて、薄氷の勝利。感想戦では、Kat氏が☖5二飛と回っていれば、有望だった。
それにしても、Kat氏がメキメキと力を付けていたので、驚いた。私もKat氏と同じくらい努力をしていれば、その棋力は縮まらない理屈だが、そうはなっていない。己の怠惰を呪うのみである。
この日は4局指して2勝2敗。●○●○の配列は、おもしろくも何ともない。やはり藤森女流四段に負けたのが痛かった。…とか書くと、またどこかからクレームがきそうだが、実感としては、そうである。まあ、また来月頑張ればいいのだ。
もうお開きの時間というところで、連勝賞のSa氏を表彰していなかったことが分かり、講師のみんなは大慌て。Sa氏、藤森女流四段、松尾女流初段のスリーショット写真を撮っていたが、これはSa氏、却っていい記念になったのではなかろうか。
LPSAの発表によると、この日は19人の部員が集まったそうだ。芝浦サロンがやや停滞している中、ジャンジャンマンデーは大当たりの企画となった。大勢人がいると、将棋を指していて、より楽しくなる。
このあとは、Hon氏を半ば無理に誘って、サイゼリヤへ行く。
「肉体的にも、精神的にも、もうダメだあ…」
と弱音を吐くと、Hon氏が自身の体験談も交え、慰めてくれた。持つべきものは、よき棋友だ。
キャンディーズ・スーちゃん死去。メンバーの中では、彼女が一番好きだった。心よりご冥福をお祈りいたします。
18日(月)は、LPSAマンデーレッスンSスピンオフ「第2期ジャンジャンマンデー」に出向いた。「ジャンジャンマンデー」は改めて説明するまでもないが、マンデーレッスンSの講師とその部員が、上手も下手も関係なく、ジャンジャン将棋を指すというものだ。月に1度開かれ、3ヶ月で1クール。成績優秀者には豪華な記念品が進呈される。女流棋士との真剣勝負も楽しめ、指しがいのある企画である。
午後6時の開場なので、この日も事前に「小諸そば」へ寄って二枚もりを食した。前回の二枚もりは量が少なかったが、今回は量が多かった。2.5人前ぐらいあった感じだ。たぶんスタッフの中に、このブログを読んでいた人がいたのだろう。
5時40分ごろ入室する。今回の参加女流棋士は、講師の藤森奈津子塾長(女流四段)、松尾香織女流初段。芝浦サロン担当の島井咲緒里女流初段。さらに大庭美夏女流1級が特別参加した。大庭女流1級は、30日の女流王座戦東日本予選に参戦する。いまは1局でも多く実戦を重ねたいところだろう。
6時になり、まずは第1期成績優秀者の表彰式。私は「最多勝利賞」で、一番手に表彰された。ミニ表彰状をいただき、記念品をいただく。これは船戸陽子女流二段がチョイスしたものらしい。本人は欠席だったが、その気持ちもありがたくいただいた。
1局目は藤森女流四段と。三間飛車の名手・藤森女流四段との平手戦はここまで9勝11敗。石橋幸緒女流四段と私との平手戦は7勝9敗だから、女流棋士の棋力にはほとんど差がない、ということになる。
将棋はもちろん藤森女流四段の三間飛車。私が急戦をにおわすと、藤森女流四段は☖4三金と上がる。美濃囲いが弱くなるが、これは藤森流の手だ。
私は棒銀から☗3五歩と仕掛け、むずかしい戦いになった。
しかし終盤は藤森女流四段の攻めが切れ、ハッキリ私が優勢。しかし私が緩手を連発し、気がついたら敗勢になっていた。☗2二飛の王手に☖5二歩が「勝ちました」という手。秒読みになってから藤森女流四段の指し手は的確で、現役時代と変わらぬ強さだった。
2局目はミスター中飛車氏と。私が先手になったので、☗4五歩の早仕掛け。中飛車氏は☖5五歩と指し、☗同角☖5四銀ときたが、☗4四角と歩得をして私が指しやすくなった。局後の検討では、☗5五同角に☖同飛☗同歩☖4五歩で、後手有望だった。どうも☗4五歩早仕掛けは、居飛車悪そうだ。
対局の合間に各所を見て回る。島井女流初段は居飛車に構えているが、これは珍しい。その島井女流初段が部室に入ってきたとき、一瞬熊倉紫野女流初段に見え、ギョッとした。このふたりは、ちょっと似ている気がした。
3局目はT・K氏と。T・K氏には最近負け続きで、ここで一矢報いたかったのだが、本局も私の作戦に一貫性がなく、中盤の入口で駒損が確定したため、もはやこれまでと投了。消化不良の一戦だった。次局は何とかせねばならない。
4局目はKat氏と。Kat氏とは金曜サロン時代に私が角を落として指したことがあるが、筋よく攻め込まれた記憶がある。
本局は私の先手で☗7六歩☖3四歩☗2六歩☖4四歩。Kat氏の振り飛車かと思いきや、☖4二銀~☖6二銀とされたので、相矢倉になってしまった。こってりした戦いになったが、私が端から攻めて、薄氷の勝利。感想戦では、Kat氏が☖5二飛と回っていれば、有望だった。
それにしても、Kat氏がメキメキと力を付けていたので、驚いた。私もKat氏と同じくらい努力をしていれば、その棋力は縮まらない理屈だが、そうはなっていない。己の怠惰を呪うのみである。
この日は4局指して2勝2敗。●○●○の配列は、おもしろくも何ともない。やはり藤森女流四段に負けたのが痛かった。…とか書くと、またどこかからクレームがきそうだが、実感としては、そうである。まあ、また来月頑張ればいいのだ。
もうお開きの時間というところで、連勝賞のSa氏を表彰していなかったことが分かり、講師のみんなは大慌て。Sa氏、藤森女流四段、松尾女流初段のスリーショット写真を撮っていたが、これはSa氏、却っていい記念になったのではなかろうか。
LPSAの発表によると、この日は19人の部員が集まったそうだ。芝浦サロンがやや停滞している中、ジャンジャンマンデーは大当たりの企画となった。大勢人がいると、将棋を指していて、より楽しくなる。
このあとは、Hon氏を半ば無理に誘って、サイゼリヤへ行く。
「肉体的にも、精神的にも、もうダメだあ…」
と弱音を吐くと、Hon氏が自身の体験談も交え、慰めてくれた。持つべきものは、よき棋友だ。
キャンディーズ・スーちゃん死去。メンバーの中では、彼女が一番好きだった。心よりご冥福をお祈りいたします。