一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

きょうは私の詰将棋

2011-04-19 00:27:18 | 将棋雑記
きょう4月19日(火)の「LPSA日めくり詰め将棋カレンダー」は、私の作った詰将棋が掲載されている。これは私が高校2年生のときに作ったものを、投稿するにあたり一部修正したもの。数年前までは、これが私の唯一の作品だった。
当時、将棋部の先輩に見てもらったのだが、先輩は「あっ」と言うやすぐに解いてしまい、いささか落胆したものだった。まあ、アマ有段なら一目で分かる、簡単な作品ということだ。
日めくり詰め将棋カレンダーは、自分の作品がいつ登場するか、そのドキドキ感を楽しむため、掲載日は確認しないことにしている。むろん、掲載日の希望もしていない。昨年は誰かが、「大沢さんのは8月だったよ」と余計な口を滑らせ、楽しみが半減したものだが、今年はそうした事故はない、と思われた。
ところが――あれは日付の変わった4月1日だったか、4月23日の日めくりに載っているであろう、船戸陽子女流二段の詰将棋を見ようとパラパラめくっていたら、たまたま私の作品が目に入ってしまったのだ。それがきょう、4月19日だったというわけだ。
先日のLPSA木曜ワインサロンでは、この詰将棋を船戸女流二段に見せたのだが、やはり一目で解かれてしまった。
「5手目がしゃれてますね」
と言ったが、絞り出したようなホメ言葉だった。

ところで来年、すなわち2012年の詰め将棋カレンダーはどうか。今年は例年より〆切が早く、今月25日必着だ。私は詰将棋を作る才能はないので、出せても1題が精一杯である。そこで今年は、昨年暮れに長崎県を旅行したとき戯れに作ったものを、投稿することにした。
ところがきのうの仕事中に、その詰将棋を頭の中で検討していると、余詰めがあることが分かった。こうした修正は容易でないケースが多く、絶望的な気分になったが、使用する駒数を増やすことなくして修正ができ、事なきを得た。ただし初形の美しさは失われた。
ではこれを、LPSAに投稿することにする。もっともこれは「詰め将棋」ではなく「詰む将棋」なので、採用される可能性は100%ではない。しかも1題だけなので、これがハジかれたら、来年はアウトだ。しかしLPSA詰め将棋カレンダーに採用されやすい問題は、簡単なモノだというから、いまはそこにすがるしかない。
コメント (4)
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