28日(火)に行われた倉敷藤花戦・斎田晴子女流五段対中倉宏美女流二段の一戦は、宏美女流二段の勝ち。宏美女流二段は同棋戦2連勝で、マッカランを獲得した。
今回の勝負では、当初2本程度の出資を覚悟していたが、うち1本が宏美女流二段になろうとは、正直想定していなかった(失礼!)。宏美女流二段はこれで今年度負けなしの6連勝。たまたま倉敷藤花戦に白星が集まったというわけではないから、堂々の獲得といえる。
思えば今年の1月26日、つまり宏美女流二段の誕生日に当ブログで、「2013年度は公式戦で、宏美女流二段に最低でも勝ち越してもらいたい。さもないと女流棋士ファンランキングから外す」と脅した?ものだったが、宏美女流二段は今回の勝利で、たった2か月で、勝ち越しをほぼ決めてしまった。宏美女流二段の奮闘に、改めて平伏する次第である。ともあれ宏美先生、おめでとうございます!
さて来月には宏美女流二段に指導対局を受けに行こうと思うが、マッカランは便宜上の賞品であり、ほかのプレゼントでも構わない。じっくり考えていただきましょう。
同じく28日は、武者野勝巳七段が規定の対局を終え、引退となった。
武者野七段はネット将棋のパイオニアで、「駒音掲示板」の創設者として名高い。また、「同一局面の出現4回で千日手」を提唱し、現在の将棋ルールを改良した人でもある。観戦記者としても著名で、武者野七段が将棋界に残した功績は大きい。
現在武者野七段の体調は万全ではなく、いまはそちらのほうが心配だ。一日も早い全快を祈るものである。まずは長い現役生活、お疲れさまでした。
29日(水)の「笑っていいとも!」の1コーナーで、「これが私の音(オン)リーワン」があった。出演者の面々が、「これは癒される」という好みの音を、みなにカミングアウトするものだ。
レギュラー出演者から、加湿器に水をセットしたときのコポコポ音、天ぷらの揚がる音、卒業証書を入れる筒の蓋を外すときの音など、マニアックな「音」が披露される。
トリはトシ(タカアンドトシ)の、「将棋の駒を盤に打つ音」。おお!!
「パチッ」という音が再生されたがしかし、いまひとつだ。
タモリは「『後手、5七角』とかセットで聞いたほうがいいよね」と言ったが、それは確かに云えていた。
それと、駒を打つ音は、盤上にある駒の先っぽの部分をすべらせながら「カチャリ」と打ったほうが、いい味が出ると思う。たとえば序盤の「▲6八玉」などである。
もし棋譜読み上げといっしょにするなら、オールドファンには蛸島彰子女流五段なのだが、いまだったら、藤田綾女流初段であろう。あのアニメ声は本当に癒される。今度「笑っていいとも!」に出て、「将棋の駒の音&棋譜読み上げ」のライブをやってもらいたいものだ。
同じく29日は、佐藤康光九段と行方尚史八段の、王位戦挑戦者決定戦があった。
結果は行方八段の勝ち。うれしいタイトル戦初登場を決めた。39歳でのタイトル戦初登場は、戦後に限定すれば、1970年に名人戦に登場した、灘蓮照八段(当時)の43歳に次ぐ記録だろうか。
行方八段は四段デビュー時、「羽生さんに勝って、いいオンナと寝たい」と名言を残した。後者はすでに達成しているが、前者はまだ、というべきだろう。今回は絶好のチャンスである。
行方八段のファンである、将棋ペンクラブ幹事A氏夫人もよろこんでいると思う。七番勝負では、大暴れしてもらいたい。
そしてきょう5月30日は、LPSAの設立記念日である。2007年の設立だから、丸6年が経ったわけだ。新宿の通りで設立イベントをやったのもそのころだが、2、3年前のことに思われる。
この6年間、LPSAは順風満帆とはいかず、山あり谷ありの険しい道のりだった。そしてそれはこの先も続くと思われる。しかしLPSAはこの6年間、走り続けてきた。それは日本の将棋史において、間違いなく輝けるものである。この先何があろうとも、関係者は胸を張ってもらいたい。
改めてLPSA設立6周年、おめでとうございます。そして、ありがとう。
今回の勝負では、当初2本程度の出資を覚悟していたが、うち1本が宏美女流二段になろうとは、正直想定していなかった(失礼!)。宏美女流二段はこれで今年度負けなしの6連勝。たまたま倉敷藤花戦に白星が集まったというわけではないから、堂々の獲得といえる。
思えば今年の1月26日、つまり宏美女流二段の誕生日に当ブログで、「2013年度は公式戦で、宏美女流二段に最低でも勝ち越してもらいたい。さもないと女流棋士ファンランキングから外す」と脅した?ものだったが、宏美女流二段は今回の勝利で、たった2か月で、勝ち越しをほぼ決めてしまった。宏美女流二段の奮闘に、改めて平伏する次第である。ともあれ宏美先生、おめでとうございます!
さて来月には宏美女流二段に指導対局を受けに行こうと思うが、マッカランは便宜上の賞品であり、ほかのプレゼントでも構わない。じっくり考えていただきましょう。
同じく28日は、武者野勝巳七段が規定の対局を終え、引退となった。
武者野七段はネット将棋のパイオニアで、「駒音掲示板」の創設者として名高い。また、「同一局面の出現4回で千日手」を提唱し、現在の将棋ルールを改良した人でもある。観戦記者としても著名で、武者野七段が将棋界に残した功績は大きい。
現在武者野七段の体調は万全ではなく、いまはそちらのほうが心配だ。一日も早い全快を祈るものである。まずは長い現役生活、お疲れさまでした。
29日(水)の「笑っていいとも!」の1コーナーで、「これが私の音(オン)リーワン」があった。出演者の面々が、「これは癒される」という好みの音を、みなにカミングアウトするものだ。
レギュラー出演者から、加湿器に水をセットしたときのコポコポ音、天ぷらの揚がる音、卒業証書を入れる筒の蓋を外すときの音など、マニアックな「音」が披露される。
トリはトシ(タカアンドトシ)の、「将棋の駒を盤に打つ音」。おお!!
「パチッ」という音が再生されたがしかし、いまひとつだ。
タモリは「『後手、5七角』とかセットで聞いたほうがいいよね」と言ったが、それは確かに云えていた。
それと、駒を打つ音は、盤上にある駒の先っぽの部分をすべらせながら「カチャリ」と打ったほうが、いい味が出ると思う。たとえば序盤の「▲6八玉」などである。
もし棋譜読み上げといっしょにするなら、オールドファンには蛸島彰子女流五段なのだが、いまだったら、藤田綾女流初段であろう。あのアニメ声は本当に癒される。今度「笑っていいとも!」に出て、「将棋の駒の音&棋譜読み上げ」のライブをやってもらいたいものだ。
同じく29日は、佐藤康光九段と行方尚史八段の、王位戦挑戦者決定戦があった。
結果は行方八段の勝ち。うれしいタイトル戦初登場を決めた。39歳でのタイトル戦初登場は、戦後に限定すれば、1970年に名人戦に登場した、灘蓮照八段(当時)の43歳に次ぐ記録だろうか。
行方八段は四段デビュー時、「羽生さんに勝って、いいオンナと寝たい」と名言を残した。後者はすでに達成しているが、前者はまだ、というべきだろう。今回は絶好のチャンスである。
行方八段のファンである、将棋ペンクラブ幹事A氏夫人もよろこんでいると思う。七番勝負では、大暴れしてもらいたい。
そしてきょう5月30日は、LPSAの設立記念日である。2007年の設立だから、丸6年が経ったわけだ。新宿の通りで設立イベントをやったのもそのころだが、2、3年前のことに思われる。
この6年間、LPSAは順風満帆とはいかず、山あり谷ありの険しい道のりだった。そしてそれはこの先も続くと思われる。しかしLPSAはこの6年間、走り続けてきた。それは日本の将棋史において、間違いなく輝けるものである。この先何があろうとも、関係者は胸を張ってもらいたい。
改めてLPSA設立6周年、おめでとうございます。そして、ありがとう。