一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

おめでとう、ありがとう

2013-05-30 00:36:58 | 将棋雑記
28日(火)に行われた倉敷藤花戦・斎田晴子女流五段対中倉宏美女流二段の一戦は、宏美女流二段の勝ち。宏美女流二段は同棋戦2連勝で、マッカランを獲得した。
今回の勝負では、当初2本程度の出資を覚悟していたが、うち1本が宏美女流二段になろうとは、正直想定していなかった(失礼!)。宏美女流二段はこれで今年度負けなしの6連勝。たまたま倉敷藤花戦に白星が集まったというわけではないから、堂々の獲得といえる。
思えば今年の1月26日、つまり宏美女流二段の誕生日に当ブログで、「2013年度は公式戦で、宏美女流二段に最低でも勝ち越してもらいたい。さもないと女流棋士ファンランキングから外す」と脅した?ものだったが、宏美女流二段は今回の勝利で、たった2か月で、勝ち越しをほぼ決めてしまった。宏美女流二段の奮闘に、改めて平伏する次第である。ともあれ宏美先生、おめでとうございます!
さて来月には宏美女流二段に指導対局を受けに行こうと思うが、マッカランは便宜上の賞品であり、ほかのプレゼントでも構わない。じっくり考えていただきましょう。

同じく28日は、武者野勝巳七段が規定の対局を終え、引退となった。
武者野七段はネット将棋のパイオニアで、「駒音掲示板」の創設者として名高い。また、「同一局面の出現4回で千日手」を提唱し、現在の将棋ルールを改良した人でもある。観戦記者としても著名で、武者野七段が将棋界に残した功績は大きい。
現在武者野七段の体調は万全ではなく、いまはそちらのほうが心配だ。一日も早い全快を祈るものである。まずは長い現役生活、お疲れさまでした。

29日(水)の「笑っていいとも!」の1コーナーで、「これが私の音(オン)リーワン」があった。出演者の面々が、「これは癒される」という好みの音を、みなにカミングアウトするものだ。
レギュラー出演者から、加湿器に水をセットしたときのコポコポ音、天ぷらの揚がる音、卒業証書を入れる筒の蓋を外すときの音など、マニアックな「音」が披露される。
トリはトシ(タカアンドトシ)の、「将棋の駒を盤に打つ音」。おお!!
「パチッ」という音が再生されたがしかし、いまひとつだ。
タモリは「『後手、5七角』とかセットで聞いたほうがいいよね」と言ったが、それは確かに云えていた。
それと、駒を打つ音は、盤上にある駒の先っぽの部分をすべらせながら「カチャリ」と打ったほうが、いい味が出ると思う。たとえば序盤の「▲6八玉」などである。
もし棋譜読み上げといっしょにするなら、オールドファンには蛸島彰子女流五段なのだが、いまだったら、藤田綾女流初段であろう。あのアニメ声は本当に癒される。今度「笑っていいとも!」に出て、「将棋の駒の音&棋譜読み上げ」のライブをやってもらいたいものだ。

同じく29日は、佐藤康光九段と行方尚史八段の、王位戦挑戦者決定戦があった。
結果は行方八段の勝ち。うれしいタイトル戦初登場を決めた。39歳でのタイトル戦初登場は、戦後に限定すれば、1970年に名人戦に登場した、灘蓮照八段(当時)の43歳に次ぐ記録だろうか。
行方八段は四段デビュー時、「羽生さんに勝って、いいオンナと寝たい」と名言を残した。後者はすでに達成しているが、前者はまだ、というべきだろう。今回は絶好のチャンスである。
行方八段のファンである、将棋ペンクラブ幹事A氏夫人もよろこんでいると思う。七番勝負では、大暴れしてもらいたい。

そしてきょう5月30日は、LPSAの設立記念日である。2007年の設立だから、丸6年が経ったわけだ。新宿の通りで設立イベントをやったのもそのころだが、2、3年前のことに思われる。
この6年間、LPSAは順風満帆とはいかず、山あり谷ありの険しい道のりだった。そしてそれはこの先も続くと思われる。しかしLPSAはこの6年間、走り続けてきた。それは日本の将棋史において、間違いなく輝けるものである。この先何があろうとも、関係者は胸を張ってもらいたい。
改めてLPSA設立6周年、おめでとうございます。そして、ありがとう。
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甲斐智美女流四段は、女優の夏菜に似ている

2013-05-30 00:24:18 | 似ている
28日(火)に行われた加古川清流戦で、甲斐智美女流四段は上村亘四段に勝った。女流棋士が新鋭棋士に勝つのは容易ではない。これは紛れもない快挙であった。
ところで甲斐女流四段は先日の女流王座戦で、関西研修会C2所属の石本さくらアマに屈している。女性アマに平手で負けて、プロ四段に平手で勝つのが将棋のおもしろさ、恐ろしさである。
甲斐女流四段はきょうがお誕生日。いい前祝いになったことだろう。おめでとうございます!
というわけで、甲斐智美女流四段は、タレント・女優の夏菜(なつな)に似ていると思う。
夏菜(本名・渡辺夏菜)は1989年5月23日、埼玉県生まれの24歳。スカウトされ芸能界デビュー。数々のドラマや映画に出演しているが、彼女をメジャーにしたのは、2012年10月から放送されたNHK連続テレビ小説「純と愛」であろう。夏菜は主役を張り、半年以上の長丁場を乗り切った。デビュー時は仕事も少なかったという夏菜だが、これで女優の地位を確かなものにしたのであった。
現在夏菜はテレビ朝日系「ダブルス~二人の刑事」に宮田亜紀役で出演している。この中で夏菜はメガネをかけているが(現在はコンタクトレンズ着用の設定)、これが最も甲斐女流四段のイメージに近いか。ふたりは上唇のあたりがよく似ていると思う。サッパリした髪型も、同じイメージがある。
しかしそれでも、「夏菜と甲斐さんが似てるわけねえだろ、ボケ!!」とか不満の声はあると思う。思うがしかし、私がふたりは似ていると思ったのだから、しょうがない。
甲斐女流四段も、夏菜にも、今後の活躍を期待している。
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