一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

児童相談所の無能ぶり

2019-06-11 01:07:30 | プライベート
今月5日、札幌市で2歳の女児が衰弱死した。またもや両親による虐待とネグレクトである。今回も内縁の夫が主犯だった。まったく痛ましい話で、千葉県野田市の事件があれだけ騒がれたのに、なぜにまた同じ事件が起こるのだろう。
私はネットや新聞の見出ししか見ていないのだが、どうも札幌市の児童相談所が、警察や住民からのもろもろの要請に無視を決め込み、女児を見殺しにしたらしい。事件後、児童相談所の担当者は「(虐待の有無の)判断が甘かった」と話したとのこと。
よく分からないのだが、こいつらは野田市の事件が教訓になっていなかったのだろうか。
あれだけ大々的に報道されたのだから、同じ職に就く者ならば、それを他山の石とし、厳しく行いにあたるのが本当ではないのか。
然るに「判断が甘かった」とは、どういうことだろう。
命に関わる職業に、「甘い判断」があってはいけないと思う。それは文字通り、被害者の命取りになるからだ。時代は令和なのに、まだこんなアホなエクスキューズを述べているのかと思うと、情けなくなる。
また加害者も加害者だ。幼い子供が不審死すれば、警察は100%、事件性を疑う。それなのに加害者は、子供が死ぬまで虐待を止めない。もはや躾が過ぎた、では通らないことを、いい加減学習してくれないか。
ライオンのオスは、メスを寝取ると、前のオスとの子供を、殺してしまう。人間だって動物だから、見知らぬ子供が身内になったら、殺したくもなるのだろう。
だが、生みの親も一緒になって、虐待に加わる気持ちが理解できない。その愛情は、男>>>>>>子供なのだろうか。

野田市の事件のあと、関係者は「虐待防止チェックシート」を作った。たぶん、いくつもの項目にチェックするだけで、虐待の判断ができる代物だろう。
だが私は、こんなもん有効に機能しないと思った。なぜならチェック後に「虐待あり」と判断しても、肝心の児童相談所が被害者を両親のもとに返すだろうからだ。
だが札幌の児童相談所は、そのチェックシートすら書いていなかったという。
書・い・て・な・い!!
何とも、私の想像の上をいく怠けぶりだった。チェックシートに記入しなきゃ、シートを作成した意味がない。札幌の児童相談所は、バカの集まりなのか?
たぶん札幌市には、野田市の事件が届いていなかったのだろう。内地の事件なんか、他人事だったのだろう。

札幌の事件では、女児が何度も泣いたが、近所の人は、子供が低音で泣くので、男児かと思った、と言う。
以前当ブログにも書いたが、むかしウチの近所で、あまりにも子供が激しく泣くので、私は警察を呼んだことがある。それは虐待ではなかったが、駆け付けた警官が言うには、虐待の場合は、子供が低音で唸るように泣く、と教えてくれた。
札幌市の事件はまさにそうで、これは私のような素人にも「アウト」と判断できる。しかも児童相談所は、被害者の女児を見ているのだ。これで虐待ありと判断しなかったことに、理解に苦しむ。やはり、虐待事件に無関心だったと考えざるを得ない。
いずれにしても、ここまで対応がひどいと、もはや全国的にも児童相談所は信用できない。野田市の事件も今回の事件も、完全な殺人幇助である。いや、殺人事件を予見しながら放置したんだから、未必の故意というべきか?
だからもう、残る手段は、加害者を厳罰に処するしかないのだ。まずは、傷害致死という罪名を止めてほしい。加害者の所業は明らかなリンチ殺人だからだ。
だって考えてみてほしい。子供が親を殺すには、刃物や金属バットなど、ある程度しっかりした凶器が必要である。
ところが、親が子供を殺す場合は、必ずしも凶器を使う必要はない。毎日リンチを行い、食事を与えず、睡眠も与えず、日に日に衰弱させていけばいいのだ。
検察はこれを「傷害致死」と呼ぶ。ふつうの殺人より残虐な殺し方をしているのに、そんなバカな話はないだろうと思う。
だから犯人には殺人罪を適用し、最も重い刑を与えればよい。
と言うと必ず、加害者にも更生の機会を与えよ、という人がいるが、リンチ殺人を犯す手合いは、更生なんかしないのだ。だからバンバン極刑にしてしまえばいいのだ。
児童相談所をはじめ、学校、警察その他もろもろ、すべて信用できない。もはや重罪しか、虐待事件を減らす手立てはない。
コメント
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