一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

LPSA芝浦サロン・船戸陽子女流二段3・おかわり

2011-01-22 11:36:20 | LPSA芝浦サロン
LPSA芝浦サロンのもうひとつのウリは、「おかわり制度」である。これはいままでも度々述べてきたが、要するに追加料金(原則的に1,000円)を出せば、指導女流棋士に再戦を申し込むことができるのだ。
芝浦サロンの指導対局料は席料込で3,500円(ファンクラブ料金)。おかわりは何回しても構わないので、仮に4局指したとすると、3,500円+1,000円×3局=6,500円となる。これだけのおカネを出せば、(ファンの)女流棋士と1日将棋を楽しめるのだ。もっとも、そこまで粘着した話は聞いたことがない。やはり2局がいいところであろう。
今回私は、これを行使することにした。駒込では1日料金で女流棋士と2局指せたから割高にはなるが、たったいま負けた女流棋士にリベンジしたい、と思った時はおもしろい制度である。
追加料金1,000円を払って2局目の開始。
☗7六歩☖8四歩☗7八飛。前局は船戸陽子女流二段の中飛車だったが、本局は2手目に早くも居飛車の明示である。相居飛車は指す気にならなかったので、今回は私が三間に飛車を振った。
14手目☖5四歩に☗5六歩。細かいことだが、これは早く形を決めて損だった。
船戸女流二段は対振り飛車には穴熊を採用する。それならば向かい飛車に振り直し急戦を目指す、というのが私の作戦なのだが、そのときに☗5六歩が不急の一手となる。5七にいやな空間ができるし、☗5六銀と出るアジもない。
22手目、果たして船戸女流二段は☖1二香。仕方がないから、私は☗7五歩と突いた。対して船戸女流二段は☖5二飛と転戦して、金銀交換を果たす。振り飛車の私が捌かなければならないのに、船戸女流二段にいいように動かれている。
☖8八歩~☖8九歩成~☖9九との香損はまあいいが、☖9四飛と飛車成りを見せられて忙しくなった。
私は☗5三香☖6二金☗5二金と貼りつくが、軽く☖3三角とかわされ、☗6二金と取った形は、金得でも駒が重い。駒が泣いている、というやつだ。
以下は飛車銀交換で駒損となり、拠点の☗5四歩も☖5四飛と払われ、☗5五歩に☖8四飛と落ち着かれ、ここで私は投了した。
何とも情けないこの局面を、自戒のために掲げておく。

上手からは次に☖8六飛成の銀取りから☖8五飛があり、私には指す手がない。
船戸女流二段の振り飛車穴熊と居飛車穴熊。貴重な指導対局料を払って金曜以外に初めてサロンに伺ったのに、往復ビンタを喰らってしまった。
感想戦では船戸女流二段に、
「大沢さんは(飛車を振るなら、棋風的に)四間飛車がいいと思う」
とアドバイスを受けた。いままではその将棋に関する感想だけだったが、戦法にまで言及してくれたのは珍しい。対船戸戦の四間飛車は、3局指して2勝1敗と、まずまずの成績である。船戸女流二段のアドバイスは、確かに正しかった。
この後私は、船戸女流二段プロデュースの「ひみつサロン」、すなわち「木曜ワインサロン」も10月21日に受講し、1週間に4局も指導対局を受けてしまった。
どうもLPSAの思惑に乗っかってしまうようでおもしろくないが、サロンが芝浦に移転して、私の支出が増えるのは必至のようだ。
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LPSA芝浦サロン・船戸陽子女流二段2・金曜以外に初見参

2011-01-21 00:29:21 | LPSA芝浦サロン
きょう1月21日は、北尾まどか先生の誕生日。おめでとうございます。
北尾先生は言わずと知れた「どうぶつしょうぎ」の生みの親。いまやどうぶつしょうぎの名前は全世界にとどろき、本将棋の入門ツールはもちろん、単体のゲームとしてもメジャーの仲間入りをしています。
北尾先生ご自身も会社を興し、各地を飛び回り、イベントを開催し、観戦記の執筆も手がける。まさに八面六臂の活躍で、その精力的な活動には頭が下がります。これからも将棋界の発展にご尽力ください。応援しております。

LPSA芝浦サロンは駒込金曜サロンからいくつかマイナーチェンジをしたが、その最たるものは月曜~水曜の営業も開始したことだろう。
営業日を増やして集客数がそのまま増えるとは思わぬが、こちらの予算を別にすれば、サロンに行きやすくなったことは確かである。
昨年10月19日(火)は船戸陽子女流二段の担当だった。この月の船戸女流二段の担当は、15日、19日、25日(月)と本人から聞いていた。さらに21日(木)は、「ひみつサロン」なる催しもあるという。そこで私は15日に続いて、19日もノコノコお邪魔したのだった。
当日は午後6時に予約を取ったが、行ってみると私ひとりで、ズッコケた。
月曜日は「マンデーレッスンS」があり、定期の客がいる。また水曜日も「レディースサロン」や「大人のための将棋塾」が併設され一定の客はいるが、火曜日はほかの教室が何もない。開席直後で火曜芝浦サロンが認知されていないということもあり、こんなに閑散としていたのだろう。とはいえ船戸女流二段にマン・ツー・マンで教えていただくことになり、願ってもない展開にほくそ笑んだのは、いうまでもない。
手合い係は大庭美樹女流初段。のちに藤森奈津子女流四段、石橋幸緒天河もいらして、ちょっとしたハーレム状態となった。
入口左にあるショーケースに、ワイン袋が陳列されている。船戸女流二段お手製のものだ。1,000円で販売されている。
「これ、どうですか?」
と石橋天河。
「買ってもいいんですけどね。これにワインを入れてプレゼントする相手は船戸先生しかいないでしょう? すると船戸先生がそのワイン袋をまた陳列して、それをまた私が買って、船戸先生にワインをプレゼントする…」
「いいじゃないですか、リサイクルで」
「冗談じゃないですよ、ワイン代のほかに、いつも1,000円余計にかかっちゃうんですよ」
私は苦笑しながら購入に抵抗し、船戸女流二段との指導対局を始めた。
☗2六歩☖3四歩☗7六歩☖4四歩。4日前と同じ出だしから、船戸女流二段はやはり10手目に中飛車に振る。(女流)棋士はみんな意地っ張りだ。前局と同じ戦法で借りを返す腹づもりである。しかも囲いは穴熊。絶対に負けない、の気構えが窺えた。
私は☗3八飛から歩を換えて、☗3六飛と引く。船戸女流二段は☖6二角から☖3五飛と捌きに出た。中飛車だから金銀が分裂しているが、王が遠いのが強みだ。対して私は☗6八銀型の舟囲い。こうなると、やはり囲いの薄さが気になってしまう。
苦考していると、Iz氏が見えた。
「アレッ、どうしたの?」
せっかく船戸女流二段と至福の時間を満喫していたのに、とんだ邪魔が入った…というのは冗談で、金曜以外で彼を見るのは初めてだから思わず口をついたのだが、もっともそれは、彼にも同じことが言えるのだ。どうも私は自分本位でモノを考えるからよくない。
しかしこの辺りから、将棋の形勢が悪化したようである。
☗3三歩と金取りに打ったが、4三~4二~5三と逃げられ、こちらがその金を取っているうちに、私も6五の銀を取られてしまった。これは大損の取引だった。
数手進んで☗5八同金☖同竜☗6九銀に、バッサリと☖同竜が穴熊流の指し手。☗同玉に☖4七金と打たれて、受けにくい。以下私も逃げ道を開けて粘ったが、船戸女流二段の的確な追及の前に、投了を余儀なくされた。
4日前は快勝して気分がよかったのに、今回は木端微塵である。船戸女流二段に敗れるときはいつも大差なので、私がたまに勝ったときなどは、「船戸先生、手を抜いてるんじゃないか?」と訝しく感じるときもある。
しかしこの負けは消化不良だ。私はこのまま帰れなくなった。
(つづく)
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LPSA芝浦サロン・船戸陽子女流二段1

2011-01-20 00:21:37 | LPSA芝浦サロン
昨年10月15日(金)のLPSA芝浦サロンは、船戸陽子女流二段の担当だった。芝浦サロンの指導対局は原則的に予約制なので、私は律義に、午後2時に予約を入れておいた。しかしこの予約制は善し悪しで、今月7日の中倉宏美女流二段の回では、体調不良につき予約をキャンセルする羽目になってしまった。
芝浦サロンの予約を電車に置き換えると、「指定席」になろうか。旅に出て特急電車に乗るとき、自由席にするか指定席にするかはむずかしい。指定席は確実に席が確保されるから精神的に余裕が出るが、好きな席(海側など)を選べないという難点がある。指定席はいっぱいなのに自由席がガラガラというときもあり、こんなとき指定席を取っていると、損をした気分になる。
ならば芝浦サロンも予約しなければいいのだが、5日の島井咲緒里女流初段のときのように、満席という場合もあるから、油断がならない。
それはさておき、船戸女流二段との芝浦初対局である。旧金曜サロンにマンデーレッスンやイベントでの指導対局も加えると、船戸女流二段とはこれが実に31局目となる。そのほかにも遊びで早指し将棋を3局指しており、女流棋士の中では最多対局である。ありがたいことだと思う。
本局は扇子サイン勝負だが、この将棋までに5連敗のワーストタイ記録中で、サインゲットの前に、その連敗を止めなければならなかった。この日も船戸女流二段はいい香りの香水をつけていたが、それに惑わされてはいけない。香りを楽しむくらいの余裕を持つことを心がけた。
☗2六歩☖3四歩☗7六歩☖4四歩。この出だしなら対振り飛車が予想できるが、船戸女流二段は居飛車党なので、雁木もある。しかし10手目に船戸女流二段は中飛車に振った。ちょっと珍しいがこれは船戸女流二段の裏芸で、平手戦の中飛車は7局目と、けっこう多い。
上手が☖7二銀と締まらないうちに、私は早くも☗4五歩と仕掛ける。実に23手目だ。人間は歳を取ることは避けられないが、将棋の指し手はいくらでも若々しくできる。いつもこのようにハツラツといきたいものだ。
☖3二金の用心に☗4四歩。1歩を手にし、以下☗2五歩と継ぎ歩をした。
上手は☖2二歩と屈服する代償に、飛車を捌いて勝負である。☖4九飛成に私も☗4八飛とぶつけ飛車交換になったが、こうなると舟囲いの下手が薄い。ここではやや指しにくさを感じていた。
お互い敵陣に飛車を打って、小駒を拾う。船戸女流二段は☖3一香と金底の「香」を打ち、防波堤を築く。これを崩す手が私に回ってくるかどうかが勝負のカギとなる。
角を換わって☖5五角☗7七角☖2八角成に☗2三歩成と、待望の3二金取りになった。以下☖5七歩☗同銀☖6五桂に、7七の角を見捨てて☗3二と、と金を取ったのが好判断だったようである。
ここからは少しずつ私が指しやすくなり、以後は端攻めも絡めて、最後は何とか上手王を寄せ切ることができた。
「あれえ? おかしい。私のほうがよかったでしょ」
船戸女流二段の、局後の第一声だった。
「そうですよねえ。私もずっと悪いと思ってました」
「やっぱり☖3二の金が重荷になりました」
私は自陣の舟囲いより上手の片美濃囲いのほうが固いと見ていたが、船戸女流二段は、金が離れているので、必ずしもいいとは思っていなかったようである。
とりあえず私は船戸女流二段との芝浦初戦に幸いし、いいスタートを切ることができた。
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熊倉紫野女流初段は、女優の榮倉奈々と衆議院議員の青木愛に似ている

2011-01-19 00:11:56 | 似ている
きのうの日本テレビ系「踊る!さんま御殿!!」に有坂来瞳が出ていたが、やっぱり彼女は船戸陽子女流二段に似ていると思う。

その船戸女流二段と同じ4月23日生まれの熊倉紫野女流初段は、女優の榮倉奈々に似ていると思う。
榮倉奈々は1988年(昭和63年)2月生まれの22歳。熊倉女流初段は同年4月生まれだから、学年は違うものの同い年である。
両者に共通のイメージは「癒し系」、これにつきる。茶系の髪型、優しい目などはそっくりだ。
榮倉奈々は現在、三浦友和とノンアルコールビールのCMに出演している。頬にバカボンの渦巻きマークを付けているのがかわいらしい。ほかにはコンタクトレンズ「メニコン」のCMでもお馴染みだ。映画では2009年に公開された「余命1ヶ月の花嫁」で主役を演じた。榮倉奈々はまだ22歳と、実に若い。これからが楽しみな女優である。

熊倉女流初段はもうひとり、衆議院議員の青木愛にも似ていると思う。私が先日病院に行った折り、待合室で読んだ「週刊文春」の新年合併号に青木愛の写真が載っていたのだが、これが熊倉女流初段にそっくりだった。
青木愛は、いまこそ衆議院議員というおカタイ職業に就いているが、昔はテレビ朝日系「トゥナイト」でレポーターを務めたこともあるという、異色の経歴の持ち主である。このテレビ番組からも分かるとおり、青木愛はけっこうな年齢である。しかし見かけはかなり若い。
新進若手女優と衆議院議員。熊倉女流初段は、かなりいいキャラクターに恵まれているのではないだろうか。

熊倉女流初段の休場明けは来年4月。一般社会で、「一身上の都合」により会社を1年以上も休むことは、ありえない。熊倉女流初段は坂東香菜子女流2級のようにダラダラと休場を繰り返すことなく、必ず公式対局に復帰してもらいたい。
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1月17日のLPSA芝浦サロン・「マッカラン勝負」「ワイン勝負」も開始

2011-01-18 00:57:03 | LPSA芝浦サロン
きのう17日(月)は、LPSA芝浦サロンへ行った。私がサロンへお邪魔するのは原則的に金曜日。ところが先週、たて続けに仕事の注文が入り、17日から終業時間が午後6時になってしまった。これでは金曜日ですら、サロンへ行くのが難儀である。どうしようか。
そんな状況の中、きのうサロンへ向かったのは、担当女流棋士が中倉宏美女流二段だったからだ。
7日(金)の中倉女流二段担当のとき、私は事前に指導対局の予約を入れていながら、体調不良のためキャンセルしてしまった。その借りをここで返そうというわけである。むろん相手が中倉女流二段だからそういう行動に出たわけで、ほかの女流棋士だったら、家でテレビを観ていただろう。
6時50分ごろ入室すると、先客がひとりいた。旧金曜サロンの会員で私の棋友でもあるが、とりあえずイニシャルは伏せておく。手合い係は珍しや船戸陽子女流二段。昨年10月26日(火)の松尾香織女流初段担当のとき、船戸女流二段が遊びに来ていたことがあるが、手合い係の船戸女流二段を見るのは初めてである。体調がわるいようだが、大丈夫だろうか。
もっともそれは私も同じで、インフルエンザは完治したものの、まだ少し咳が出る。その咳を我慢するのが辛かった。
中倉女流二段と会員氏がいい雰囲気で将棋を指していたので、私は船戸女流二段を指名して一局、とも考えたのだが、それでは今回来た意味がない。お楽しみのところを申し訳ないが、私も入って2面指しとなった。
対局開始直後、棋友氏が
「この前の大庭美樹さんとの将棋、船戸先生に見せたら、ノータイムで☖6七成銀だったよ」
と口を挟む。12日にアップした大庭女流初段との将棋のことをいっているのだ。棋友氏の熱心さには本当に頭が下がる。しかし「☖6七成銀」は一目か…。私にはまったく見えなかったが、これが当然の一手だとすると、私の終盤力はだいぶひどいということになる。
私との指導対局が終了する少し前に、7時30分予約の会員氏が見え、瞬間的に3面指しになった。きのうは寒かったから会員も少なかったのだろうが、月曜~水曜は、最大でも3面指しのようである。
対局終了。きのうは9時からTBS系「内部調査官水平直の報告書」を観る予定で、録画予約もしてこなかったから、ここで帰れば味がいい。しかしそばに船戸女流二段がおり、ちょっとそそられる。
やはり彼女を指名して1局、といきたくなった。私は1日に複数の指導対局が指せる「おかわり」を、必ずしもいい制度とは思っていない。しかし今回の状況ならば、喜んで行使する。
当然船戸女流二段とは1対1の対局になった。3日の「新春将棋大会」では船戸女流二段と対局できる幸運に恵まれたが、またしてもサシの勝負である。
そんな船戸女流二段、体調がわるいこともあってか、ほとんどスッピンだったが、却ってゾクッとする美しさだった。中井広恵女流六段や藤森奈津子女流四段のときもそうだったが、ちょっと風邪気味の女流棋士は妙に色っぽい。…ああしかし、こんなに悶々として、私はまともに将棋が指せるのだろうか。
「(今年は私とも)マッカラン勝負ですか?」
船戸女流二段が問う。
「ああ、やりますか? じゃあ、今年12局指すとして、まあ船戸先生とはすぐに12局いくと思いますけど、私が5勝7敗だったらセーフ。4勝8敗だったら船戸先生にマッカランを進呈します」
船戸女流二段とのお酒勝負なら、こちらも望むところである。負けても進呈したいくらいだ。
と、遠くから棋友氏が
「ワインのほうがいいんじゃない?」
という。
「まあどっちでも、振り替え可能にしますから」
と私。かくして今年は船戸女流二段とも、個人的な「お酒勝負」を行うことになった。今年も1年間、船戸女流二段に将棋を教えていただけることが「確定」したことが、嬉しかった。
そんな船戸女流二段、正月からひと回り小さくなった気がする。ちゃんと栄養を摂っているのだろうか。ハナをグスングスンやる。「ウウウン…」と洩らす。かーっ、色っぽい。
私は船戸女流二段の体調を気遣いながらも、その挙動にムラムラしてしまった。神聖な対局の場で、何を考えてんだオレは、と思う。
指導対局終了。中倉女流二段を見ると、まだ指導対局の最中である。これは中倉女流二段とも、お酒勝負をしなければなるまいな。中倉女流二段は、最近ワインに凝っているらしいから、彼女とは「ワイン勝負」にしよう。条件は船戸女流二段や松尾女流初段と同じ。12戦して、私が5勝7敗ならセーフ、4勝8敗ならワインを進呈だ。今回の勝敗ももちろん入れる。
かくして今年は、LPSA女流棋士3人と3種類のお酒を懸けて、勝負をすることになった。これに石橋幸緒天河や島井咲緒里女流初段まで絡んできたら、こちらは体がもたないが、まず、石橋天河の声は無視する。また島井女流初段とはあまり話をしないので、こちらは心配ないだろう。
LPSAスタッフ氏が、「NHK将棋講座」の最新号をマガジンラックに入れる。今月号の表紙は岩根忍女流二段だ。岩根女流二段は本当にかわいらしい。
「瑞々しいですよねえ」
と嘆息したら、船戸女流二段が苦笑して、
「2児の母には見えませんよね」
と言った。まさにそのとおりで、世の女性誌編集者は、どうして岩根女流二段を表紙モデルに起用しないのかと思う。
あと5cm――。あと5cm、岩根女流二段の背が高かったら、これは本当に女性誌編集者がほっとかなかったのではないか。私だって、岩根女流二段が独身だったら、「私が勝手に選ぶ女流棋士ファンランキング」の、トップ3に入れていた。
それはともかく、「NHK将棋講座」の表紙に、LPSAからは中倉彰子女流初段しか登場していないのはさびしい。女流棋士会とLPSAじゃ絶対数が違うから――は言い訳にならない。比率でいったら、LPSAの女流棋士も何人か起用されなければおかしい。
もし船戸女流二段が起用されたら? 私は該当号を何冊買うのだろう。ちょっと予測がつかない。
帰りは棋友氏と。きのうは月曜日だし、私は「水平直の報告書」を観たかったので駅構内で別れたが、やはり食事をごいっしょするのだった。こういうヒトづきあいのわるいところが、私の欠点だ。
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