エッセイストの能町みね子が、現在「週刊文春」で連載しているエッセイを、2月8日売り(2月15日号)をもって休載するという。理由はよく分からないが、賢明な判断と思う。
さて1月27日(土)に行われた、新谷学・週刊文春編集長(53歳)とカンニング竹山との「対決」。私はネット視聴はしなかったのだが、ネットに掲載されたやりとりを読んだ。
まずは小室哲哉の件だが、週刊文春側は「介護の現場の理想の現実を、皆さんが考えたり話したりするキッカケになればいい」と思ったらしい。
これは文字通り初耳で、あのゲス記事にそんな高尚な主張が隠されているとは知らなかった。だって「裏切りのニンニク注射」なんて、明らかに小室哲哉を嘲笑した見出しだ。これで読者が介護の大変さを考えますかね。どうしたって「不倫」に目が行くと思う。
文春も活字媒体なら、本当に読者に伝えたいことは、活字にすべきだった。
また新谷編集長は、小室哲哉が「引退するとは思わなかった」らしい。とするならば、まさにあの記事が小室哲哉を引退に追い込んだといえる。まったくあの記事は、芸能界にとって大打撃だった。
さらにベッキーに対する世間のバッシングについても、新谷編集長は「かわいそうだった」と思ったらしい。なに他人事みたいに語ってるんだろう、と思う。かわいそうだと思いながらも、追及の手を緩めなかったということか。
また新谷編集長は自媒体を「不倫摘発雑誌だと捉えられるのは切ない」と語ったそうだが、世間一般の文春への見方は、もはや「不倫専門の三流ゲス雑誌」であろう。文春はその認識に気付かなければならない。
それに文春砲ツイッターだって、1月9日にフジテレビ女子アナ不倫を報じた際、「今年の初荷不倫スクープ」と書いていた。つまり年明けの時点では、文春は今年も、不倫ネタを書く気満々だった、とも取れる。
以上が「対決」の大まかな内容だが、どうも今回は、文春側が不倫記事の言い訳に終始した感があった。もう少し強気の発言があってもよかったと思う。
また竹山も追及が甘いように思われた。むしろ文春の編集方針に理解を示した感すらあった。まあ竹山も芸能界で生きている以上、長いものに巻かれるのは仕方がないのだろう。
ただ新谷編集長は、「今後も不倫記事はやります」とも明言したそうだ。その意気やよし。もうこれなら、「不倫摘発雑誌」と認定してもいいのではないか。
文春は今後も宣言通り、不倫ネタを投下していけばよろしい。それで再炎上して廃刊が早まれば、一部の読者も溜飲が下がるだろう。
なお2月1日売り(2月8日号)も、不倫記事の見出しは一切なし。竹山によれば、文春は不倫ネタの8割はボツにしているらしい。毎週でも投下すればいいのにと思うが、その辺の編集方針が、凡人の私には分からない。
さて1月27日(土)に行われた、新谷学・週刊文春編集長(53歳)とカンニング竹山との「対決」。私はネット視聴はしなかったのだが、ネットに掲載されたやりとりを読んだ。
まずは小室哲哉の件だが、週刊文春側は「介護の現場の理想の現実を、皆さんが考えたり話したりするキッカケになればいい」と思ったらしい。
これは文字通り初耳で、あのゲス記事にそんな高尚な主張が隠されているとは知らなかった。だって「裏切りのニンニク注射」なんて、明らかに小室哲哉を嘲笑した見出しだ。これで読者が介護の大変さを考えますかね。どうしたって「不倫」に目が行くと思う。
文春も活字媒体なら、本当に読者に伝えたいことは、活字にすべきだった。
また新谷編集長は、小室哲哉が「引退するとは思わなかった」らしい。とするならば、まさにあの記事が小室哲哉を引退に追い込んだといえる。まったくあの記事は、芸能界にとって大打撃だった。
さらにベッキーに対する世間のバッシングについても、新谷編集長は「かわいそうだった」と思ったらしい。なに他人事みたいに語ってるんだろう、と思う。かわいそうだと思いながらも、追及の手を緩めなかったということか。
また新谷編集長は自媒体を「不倫摘発雑誌だと捉えられるのは切ない」と語ったそうだが、世間一般の文春への見方は、もはや「不倫専門の三流ゲス雑誌」であろう。文春はその認識に気付かなければならない。
それに文春砲ツイッターだって、1月9日にフジテレビ女子アナ不倫を報じた際、「今年の初荷不倫スクープ」と書いていた。つまり年明けの時点では、文春は今年も、不倫ネタを書く気満々だった、とも取れる。
以上が「対決」の大まかな内容だが、どうも今回は、文春側が不倫記事の言い訳に終始した感があった。もう少し強気の発言があってもよかったと思う。
また竹山も追及が甘いように思われた。むしろ文春の編集方針に理解を示した感すらあった。まあ竹山も芸能界で生きている以上、長いものに巻かれるのは仕方がないのだろう。
ただ新谷編集長は、「今後も不倫記事はやります」とも明言したそうだ。その意気やよし。もうこれなら、「不倫摘発雑誌」と認定してもいいのではないか。
文春は今後も宣言通り、不倫ネタを投下していけばよろしい。それで再炎上して廃刊が早まれば、一部の読者も溜飲が下がるだろう。
なお2月1日売り(2月8日号)も、不倫記事の見出しは一切なし。竹山によれば、文春は不倫ネタの8割はボツにしているらしい。毎週でも投下すればいいのにと思うが、その辺の編集方針が、凡人の私には分からない。