一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

第33期竜王戦第2局

2020-10-26 00:52:05 | 男性棋戦
第33期竜王戦第2局は、22日・23日に名古屋市で行われた。第1日目の午前10時半ごろにABEMAを見ると、角換わりになっていた。居飛車党のふたりからすれば当然の戦法選択で、今後もこの戦法がメインで指されると思う。
先手の豊島将之竜王は早繰り銀、後手の羽生善治九段は腰掛け銀だった。「角換わりに5筋の歩を突くな」は有名な格言だが、早繰り銀がいけないという格言はない。ただ角換わりには三すくみの法則があって、たしか早繰り銀は腰掛け銀に弱く、腰掛け銀は棒銀に弱く、棒銀は早繰り銀に弱かったような気がする。
だから豊島竜王がやや不利な気もするが、第1局を見れば分かるように、豊島竜王はケンカっ早い。早繰り銀でも十分勝算はあっただろう。
それからしばらく経つと、銀銀・金桂の交換になっていた。現代将棋では珍しく、羽生玉が2二に収まっている。そして3二の金はなんで豊島竜王の駒台にあるのか、分からないことが多かった(第1図)。

ただ「▲角金桂」と「△角銀銀歩」では、後手のほうが攻め手に困らない気がした。しかも第1局と違い急所が分かりやすいというか、後手のほうが手を考えていて楽しいだろうな、という気はした。すなわちこの将棋、羽生九段が勝つと思った。
ABEMA1日目の解説は畠山鎮八段。対局者を立てつつ的確な解説を務めている。ただ、私はそれを四六時中聞ける立場ではない。チラッチラッとABEMAを覗くだけだった。
2日目の午後にABEMAを見ると、△8九銀のクサビが入っていた。しかもその上に▲8八玉が乗っている。なんで先手はこの銀を取れなかったのだろう(第2図)。

よく見ると▲8九玉の形は、△8七銀が飛車取りと同時に△8八銀打までの詰めろになるのだった。
だが△8九銀は強烈な手がかりで、これを打たせた豊島竜王に誤算があったのではないか?

2日目の解説は郷田真隆九段。郷田九段のしゃべりはポソポソとしているが、勘所を押さえてとても参考になる。
それからしばらくして見ると、第3図になっていた。ここから▲5一角△4二銀▲同角成△同玉と角銀交換の駒損をしてから▲8六歩と進み第4図。

これは後手の持駒が角銀より角角のほうが寄せにくいと見たのだろう。
もうひとりの解説の佐々木勇気七段は、「△7九角▲8八銀△7八角」を示す。以下▲7六飛なら、△8八角成▲同玉△8七歩▲7七玉△8八銀(参考図)まで詰む。「1歩があるとないとで大違いです」。将棋の格言に「一歩千金」があるが、棋士はこれを最も実感しているのではないか。

それにしても、第4図から角二枚を打って受けなしとは恐ろしい。とりわけ△7四桂が鬼のように働いている。勝ち将棋鬼のごとし、とはよくいったものだ。
ここで後手玉は詰みそうにないから投了も考えられるが、両者席を外したりして、まだ勝負の熱気は渦巻いている。聞き手の貞升南女流初段は、「何分か考慮して投了すると、記録用紙に残念棒(――)がつくじゃないですか。あれってあとで棋譜を見ると悔しいですよね」と言う。「だから何か指してから投了したいです」。
私はそこの考えが違って、何も指さずに投げ、その悔しさを残念棒に落とし込んでおきたい。後から棋譜を見て、悔しさが込み上げてきたほうがいいのではと思う。
豊島竜王は▲8二飛と下ろし、△5二銀に投了した。
本局、全譜を見たわけではないが、羽生九段の構想通りに進み、すべての駒を目一杯働かせた、会心の一局だったのではないだろうか。
羽生九段も加齢により、微妙に読みの精度が甘くなっていると思うが、持ち時間8時間はその不利を補って余りあると思う。ここまでどちらも後手番を制したこともあり、第3局から先、まったく勝敗の予想がつかない。第3局は11月7日(土)・8日(日)に京都市で行われる。
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タイトルを獲った振り飛車党の棋士

2020-10-25 00:22:56 | 将棋雑記
久保利明九段は先日の王座戦で惜敗したが、45歳でのタイトル戦登場は立派だった。
プロ棋界で振り飛車党は少ないが、タイトルを獲得した棋士は何名なのだろう。そこで、過去40年間にA級orB級1組に在籍し、タイトルを獲得した棋士を調べてみた。

・大山康晴十五世名人(名人18期など80期)
・森雞二九段(棋聖1期、王位1期)
・大内延介九段(棋王1期)
・森安秀光九段(棋聖1期)
・藤井猛九段(竜王3期)
・久保利明九段(棋王3期、王将4期)
・菅井竜也八段(王位1期)

ざっくりしているが、以上7名とした。なお大山十五世名人は、居飛車党時代のタイトル数も含めている。また森九段と大内九段は居飛車も指すが、振り飛車のイメージが強いので、こちらに入れた。
7名のほかは、福崎文吾九段と広瀬章人八段が振り飛車穴熊でタイトルを獲得しているが、2度目のタイトルを獲ったときは居飛車党に鞍替えしていたので、今回はあえて外した。
上記7名で言えることは、全員がA級に昇級しているということ。つまり
「B級1組に昇級した棋士が振り飛車党で、その前後にタイトルを獲った場合、振り飛車をやめない限り、その前後にA級に昇級できる」
となる。
せっかくなので、タイトルは獲れていないが、A級orB級1組を経験した棋士も調べてみる。

・佐藤大五郎九段
・鈴木大介九段
・杉本昌隆八段

の3名である。西村一義九段も振り飛車のイメージが強いが、西村九段は居飛車の将棋も結構多いので、ここではあえて外しておく。
上記3名のうち佐藤九段と鈴木九段は元A級で、タイトル戦に登場の経験がある。
このことから、
「B級1組に昇級した棋士が振り飛車党で、その前後にタイトル戦に登場した場合、振り飛車をやめない限り、その前後にA級に昇級できる」
と範囲を拡げられる。
タネ明かしをすれば、A級に昇級した棋士のほとんどがタイトル戦に登場しているのだが、居飛車党は絶対数が多いので、100%ではない。
現在プロ棋界の振り飛車党がどのくらいいるのか分からぬが、現実にタイトルを獲っている棋士がいるのだから、振り飛車は不利飛車ではないのだろう。実際、谷川浩司九段や羽生善治九段も、たまに飛車を振る。佐藤康光九段も、居飛車風振り飛車を指している。
結局どの戦法でも、強い棋士が勝つ、ということだ。

今日の記事はこじつけで、自分でも書いていて何を言っているのか分からなかった。
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タイトル戦で、長期間におよぶ対戦カードはどれか

2020-10-24 01:44:55 | データ
羽生善治九段と渡辺明名人とのタイトル戦は2003年から2017年まで、足掛け15年に及ぶ。もちろんこの年数は更新の可能性大である。
ではタイトル戦で、長い期間で戦った同一カードはどれか。トップ20を挙げてみよう。

【第1位】羽生善治九段VS郷田真隆九段=22年8ヶ月
1993年7月13日・第34期王位戦第1局~2016年3月19日・第65期王将戦第6局

【第2位】大山康晴十五世名人VS加藤一二三九段=19年10ヶ月
1960年4月14日・第19期名人戦第1局~1980年3月11日・第29期王将戦第6局

【第3位】中原誠十六世名人VS米長邦雄永世棋聖=19年4ヶ月
1974年1月16日・第23期王将戦第1局~1993年5月21日・第51期名人戦第4局

【第4位】森内俊之九段VS羽生善治九段=18年2ヶ月
1996年4月11日・第54期名人戦第1局~2014年7月5日・第85期棋聖戦第3局

【第5位】大山康晴十五世名人VS升田幸三実力制第四代名人=18年2ヶ月
1953年4月13日・第12期名人戦第1局~1971年6月15日・第30期名人戦第7局

【第6位】大山康晴十五世名人VS中原誠十六世名人=17年5ヶ月
1968年12月20日・第13期棋聖戦第1局~1986年6月3日・第44期名人戦第5局

【第7位】大山康晴十五世名人VS二上達也九段=16年1ヶ月
1959年11月14日・第10期九段戦第1局~1976年1月10日・第27期棋聖戦第3局

【第8位】羽生善治九段VS深浦康市九段=14年11ヶ月
1996年7月11日・第37期王位戦第1局~・2011年7月2日・第82期棋聖戦第3局

【第9位】羽生善治九段VS三浦弘行九段=14年10ヶ月(5429日)
1995年7月8日・第66期棋聖戦第1局~2010年5月19日・第68期名人戦第4局

【第10位】大山康晴十五世名人VS塚田正夫名誉十段=14年10ヶ月(5416日)
1948年4月6日・第7期名人戦第1局~1963年2月2日・第1期棋聖戦第4局

【第11位】羽生善治九段VS佐藤康光九段=14年8ヶ月
1993年10月20日・第6期竜王戦第1局~2008年7月18日・第79期棋聖戦第5局

【第12位】谷川浩司九段VS羽生善治九段=14年4ヶ月
1990年10月19日・第3期竜王戦第1局~2005年2月25日・第30期棋王戦第3局

【第13位】羽生善治九段VS渡辺明名人=14年3ヶ月
2003年9月2日・第51期王座戦第1局~2017年12月5日・第30期竜王戦第5局

【第14位】中原誠十六世名人VS内藤國雄九段=13年10ヶ月
1969年12月17日・第15期棋聖戦第1局~1983年10月11日・第31期王座戦第3局

【第15位】大山康晴十五世名人VS米長邦雄永世棋聖=12年7ヶ月
1970年7月28日・第10期王位戦第1局~1983年3月11日・第8期棋王戦第3局

【第16位】羽生善治九段VS藤井猛九段=11年11ヶ月
2000年8月29日・第48期王座戦第1局~2012年8月23日・第53期王座戦第5局

【第17位】中原誠十六世名人VS加藤一二三九段=9年8ヶ月
1973年4月11日・第32期名人戦第1局~1982年12月21日・第21期十段戦第6局

【第18位】森内俊之九段VS渡辺明名人=9年1ヶ月
2004年10月19日・第17期竜王戦第1局~2013年11月29日・第26期竜王戦第5局

【第19位】中原誠十六世名人VS谷川浩司九段=8年11ヶ月(3263日)
1985年4月3日・第43期名人戦第1局~1994年3月9日・第43期王将戦第6局

【第19位】谷川浩司九段VS佐藤康光九段=8年11ヶ月(3263日)
1990年7月12日・第31期王位戦第1局~1999年6月17日・第57期名人戦第7局

今回の記事は「将棋ペン倶楽部」に投稿してもよかったのだが、見落としがあると取り返しがつかないので、こちらにアップする。
意外な第1位は羽生九段-郷田九段の22年8ヶ月である。郷田四段は1992年・第33期王位戦で谷川王位から王位を奪取。翌期、羽生竜王が挑戦者に名乗りを挙げ、奪取した。これが長い戦いのスタートだった。
郷田五段は2015年・第64期王将戦で渡辺王将から王将を奪取。翌期、羽生名人が挑戦者に名乗りを挙げ、王位戦のときと同じ状況になった。しかしここは郷田王将が退け、全タイトル戦を通じ、うれしい初防衛となった。
ふたりとも年齢が近く、若いころからタイトルを獲っていたため、長期間の顔合わせになったものである。

第2位は大山-加藤戦の19年10ヶ月である。1960年・第17期名人戦で、加藤八段が弱冠20歳で挑戦者に名乗りを挙げた。
それから20年、今度は第29期王将戦で大山十五世名人が加藤王将に挑戦した。結果は大山十五世名人が奇跡の奪取。57歳の誕生日の2日前だった。

……と、いちいち説明を加えていたら長くなるので以下は省くが、第6位・大山-中原戦の17年5ヶ月も興味深い。タイトル戦初バトルは大山十五世名人45歳、中原十六世名人21歳のとき。
それが17年4ヶ月後、大山十五世名人は63歳で中原名人に挑戦した。45歳で初めて戦った相手と、63歳になってもまだ名人戦を戦っている。いかに規格外の出来事だったかが分かる。

タイトル戦に出られる時期は、棋士の全盛期であろう。ゆえにお互いの全盛期がズレてしまうと、いかに超一流棋士といえども、檜舞台で戦える期間は短い。トップ20には、羽生九段が8回、大山十五世名人が6回登場しているが、両棋士のトップランナーとしての息の長さが分かる。
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羽生九段-渡辺名人の百番指しはあるか

2020-10-23 00:17:07 | 将棋雑考
棋士同士の百番指し、はひとつの勲章であろう。どちらもよく勝たないと、達成できないからだ。
渡辺明名人と羽生善治九段は、ここまで78局戦って渡辺名人の38勝、羽生九段の40勝である。当然100局は行くだろうが、冷静に考えてどうなのだろう。本当に百番指しは達成されるだろうか?
まず、2人の対局の棋戦別の内訳を記してみる(カッコ内はタイトル戦)。

竜王戦 18局(3回18局)
順位戦 6局
王位戦 2局
王座戦 12局(3回12局)
棋王戦 6局(1回3局)
王将戦 12局(1回7局)
棋聖戦 6局(1回4局)
NHK杯 3局
朝日杯オープン戦 5局
銀河戦 2局
日本シリーズ 5局
ネット将棋最強戦 1局

竜王戦がいちばん多いが、すべてタイトル戦での戦いというのが面白い。王座戦もそうだ。渡辺名人は竜王、羽生九段は王座を長く保持していたからだろう。
タイトル戦は9回まじえ、「羽生、渡辺、渡辺、渡辺、羽生、羽生、渡辺、渡辺、羽生」で渡辺名人5勝、羽生九段4勝。合計44局で、全体の56%にあたる。
次に、年度別を見てみる(カッコ内はタイトル戦)。

2002年度……1局
2003年度……5局(5)
2004年度……1局
2005年度……1局
2006年度……0局
2007年度……1局
2008年度……9局(7)
2009年度……2局
2010年度……8局(6)
2011年度……7局(3)
2012年度……11局(4)
2013年度……14局(4+7)
2014年度……5局(3)
2015年度……1局
2016年度……2局
2017年度……7局(5)
2018年度……1局
2019年度……2局
2020年度……〔1局確定〕

2013年度が最も多く、タイトル戦2回を含む14局を指している。やはりタイトル戦があると局数を稼げる。逆にいうと、タイトル戦を除くと、大半が年度1~2局になってしまう。
現在渡辺名人が棋王、王将の三冠だが、今後羽生九段はタイトル戦に出るのが厳しくなってくると思うので、渡辺名人とのそれが実現するかどうか。ちなみに今年度は、NHK杯での対戦が決まっている(79局目)。
仮に年度1.5局を加えていくと、残り21局を14年かかってしまう。14年後なんて、私が生きているかどうか分からないし、想像したくもない。
お二方が竜王戦で激闘を繰り広げていたころは、100局なんてただの通過点とフンでいたが、意外に際どいようである。
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A級昇級前にタイトルを3期獲った棋士

2020-10-22 00:09:20 | 将棋雑記
永瀬拓矢王座は王座防衛によってタイトル3期になり、九段に昇段した。「A級未経験でタイトル2期or3期での即日九段昇段」は渡辺明竜王(当時)以来、2人目。
では、A級昇級前にタイトルを3期獲った棋士を見てみよう。

中原誠十六世名人……棋聖・棋聖・棋聖
高橋道雄九段……王位、王位・王位、棋王、十段
羽生善治九段……竜王、棋王・棋王、王座、竜王・棋王
屋敷伸之九段……棋聖・棋聖、棋聖
渡辺明名人……竜王・竜王・竜王・竜王・竜王・竜王
藤井猛九段……竜王・竜王・竜王

中原十六世名人は20歳のときの1967年、第11期棋聖戦でタイトル戦初登場。C級1組・五段での挑戦はセンセーショナルだった。このときは山田道美棋聖に2勝3敗で敗れたが、翌期にリターンマッチし、奪取。初タイトルを手にした。以降も2期、棋聖を防衛した。
1971年にA級八段に昇級昇段、翌年に名人奪取。もう文句なしに九段なのだが、このころは九段昇段規定が未整備で、当時の九段は塚田正夫、大山康晴、升田幸三の3名しかいなかった。なお木村義雄十四世名人が九段云々の話は聞かないが、それを超越した永世名人だったから、九段位はどうでもよかったのだろう。
1973年秋に「九段昇段30点制」が導入され、中原十六世名人はそれに該当し、同年11月3日に、ようやく九段に昇段したのだった。

高橋九段は1983年、五段で内藤國雄王位を破り、王位獲得。五段でのタイトルはセンセーショナルだった。その後も棋王、十段などを奪取し、B級1組在位時で、すでにタイトルを5期獲得していた。
しかし当時もまだ「タイトル2期で八段」などのルールがなかったため、いくらタイトルを取っても、七段据え置きだった。
1989年にA級昇級・八段昇段。1年以内の二段階昇段はなかったため、九段昇段にはさらに1年待つことになった。しかしこれだけ成績抜群の高橋九段でも、A級昇級後はタイトルを獲れなかった。

羽生九段は1989年、第2期竜王戦で島朗竜王を破り、初タイトル。1992年、棋王を防衛しタイトル3期になったが、段位はまだ七段だった。1993年にA級昇級・八段昇段したときはタイトル6期、竜王・王座・棋王の三冠王だった。
なお羽生九段も九段昇段まではあと1年待つことになった。ただ、当時はタイトル名での呼称が馴染んでいたので、昇段はほとんど話題に上らなかった。

屋敷九段は1990年・第56期棋聖戦で中原棋聖から奪取。このときC級1組在籍だった。翌期も防衛し、1997年、3度目の棋聖を獲得した。このときもまだC級1組で、同クラスでのタイトル3期は記録である。

渡辺名人は2004年、C級1組在籍時に第17期竜王戦で森内俊之竜王を破り初戴冠。以降竜王を9連覇した。A級には、6連覇時にあたる2010年に昇級。九段昇段は竜王2期目。A級未経験でのタイトル2期or3期での即日昇段第1号となった。

藤井九段はB級2組在籍時の1998年、第11期竜王戦で谷川浩司竜王を破り初タイトル。翌期、翌々期も防衛した。このときB級1組在籍だった。
現在の規定では2期目の竜王を獲った1999年に九段昇段だが、当時は翌2000年10月1日に九段昇段している。

郷田九段は四段時に棋聖挑戦(敗退)、王位挑戦(獲得)、棋聖挑戦(敗退)という輝かしい記録を持っている。1998年には棋聖を獲得し、3つめのタイトルは時間の問題に思われた。A級へは一足早く、1999年に昇級した。3つめのタイトル獲得は、2001年だった。

中原十六世名人から藤井九段までの6名は、もちろん全員、A級に昇っている。永瀬王座は現在B級1組だが、A級昇級は時間の問題といえる。
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