いきなりつづら折りの道路が始まった
登りは二車線だ追い越し車線とゆっくり車線、これがずっと続く
だが車はほとんど前後にいないから、別の一台の車と二人旅になった
私の記憶ではもっと山々山のイメージだったが途中にはそれなりの町があったり、温泉があったりでけっこうにぎやかだ
スキー場が現れて、大きなホテルやマンションが立ち並んでいて越後湯沢にも負けない、驚いていたがこれは苗場スキー場だった
なあーんだ、20歳ころにここで滑ったことがあった、私が修業していた店の二番目のお嬢さんと来たのだった
1月に修行仲間の相棒が71歳で亡くなって通夜に行ってきたが、そのとき、このA子姉さんも3年前に71歳で亡くなっていたと聞かされた
ふと感慨にふけった、湯沢から三国トンネルまで26kmだという
湯沢の標高は400mくらいだから700mほど登ることになる、そして三国トンネルをくぐった、関越トンネルの10分の一ほどの長さか
此処を抜けると、ようやく群馬県に入る、新潟県は広い、北海道、岩手県、福島県、長野県に次いで5番目の面積だ
すぐにつづら折りの下りになるが、新緑の木々が綺麗でさわやかだ
車もさほど来ないので、下りては写真を何枚か撮った、じきに猿ヶ京温泉まで下った、ここには赤谷湖と言う堰き止めた湖がある
父は昭和50年頃から国道沿いで鮮魚センターを開業してバブル期でもあり、それなりの繁盛していたのだが関越道開通後に17号で猿が京を通って
交通量が減ったために廃業したドライブインを目の当たりにして北陸道開通まじかだったので危機感をもって次の手を打ったのだった
この湖を見たかったが駐車できないので通り過ぎたが、間もなくコンビニがあった、ここで飲物を買って駐車場で休憩
しばらくすると、駐車場の端から湖が見えそうな感じなのでカメラを持って行ってみた、やはり見えた
親子連れが一組、見ていた、湖面近くには鯉のぼりが垂れていた
ここで3時になった、心配していた雨は降らず薄日が差している
三国峠からはずっと下りが続いている、しばらく行ったらピンクの花の樹木がところどころに現れた
ここから下ると、また美しい山の景色に変わった
なおも下りが続き、群馬県中之条への分岐の看板が現れた、ここで右折して山の中に入り、大道峠を越えて中之条に出るのだ
直進すれば沼田市まで20km足らず、ここは昔の三国街道須川宿というところだ。 大道峠への道路は初めて通る
いきなり細い上りの道だ、こりゃまた大変かな...と思ったら、こんな開けた場所に出た
3時半ころかな今は、しばらくのどかな農村風景が続く県道53号
確実に高度は上がっている
いよいよ峠道に入って森が広がってきた、新緑が目に良い
だが蛇行を重ねる小道は体と体感バランスに良くない
小さな集落に出た、でも家はほとんどない
上州の山並みか
大道峠も越えて、下りが始まった
ゴルフ場が出てきて、中之条が近づいてきた、ちょっと休憩したい
この先に道の駅があるらしい、そこでしばし休憩しよう・・と思った
つづく
3時 群馬県猿ヶ京温泉 密度 なし
コンビニ 数名の客 若者たち
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