これは一体なんだ。名前は判らぬが沖縄の家庭の銘菓だとのこと。このお菓子は沖縄から北九州に出てきた息子とその嫁の為に母親が作ったとのことだ。
わざわざご夫婦で持ってきてくれたものである。ご縁があってのことであったが突然で、このようなものを頂いていいのかと少し躊躇してしまった。が、「どうぞ」と言う言葉で我に帰り、有難く頂いた。
美味しい。愛情が籠っている。子供の為に母親がつくるものはやはり一味違うのであろう。他人が食べてもやはり美味い。
幼い頃私の母もおやつ代わりにこれよりも二まわり位小さいものをつくってくれたことがあったが、そのことが思い出され懐かしく思った。今ではそのようなことはないのではあるが、もしかしてねだってみると作ってくれるかも知れんな。子供は何時までたっても子供である。