街道を歩く

今まで歩いた街道、町並み、これから歩く街道、町並みを散文的に紹介

中津街道

2008-10-17 09:29:16 | 中津街道

 秋天に届こうとばかりに何百年もの歳月をかけ亭々とした楠、少しの甍の波が澄んだ空の青に映えすっきりとした写真を撮ることができた。この様にそこだけを切り取って見せることが出来るのは望遠の効果である。また、この様な風景は日本あってのものであろうと思う。よくぞ日本に生まれけりであろう。
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中津街道

2008-10-17 09:15:16 | 中津街道

 木々の隧道を抜け、視界が解放されて古表神社の前に立つ。阿吽の狛犬が両脇に座り、我々を迎える。左手には手水があり、龍の口から水が注がれている。そこには作法も書かれている。神前に向う前に穢れを祓っておかねばならないであろう。
 門によって視界を遮られるのだが、頭を垂れ門をくぐるや否や一瞬にして全てが解き放たれた瞬間、厳かな静寂に身を包まれる。気持ちがいい。
 周囲には大きな杜が拡がっている様だ。久しぶりに気持ちが落ち着く場所に来た。ただ、今月は世間の神社には神様が不在である。そう、神無月なのだ。八百万の神は出雲(神有月)に集合しておられる。この次は神様がおられる時に来よう。
 
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