街道を歩く

今まで歩いた街道、町並み、これから歩く街道、町並みを散文的に紹介

中津街道を行く

2009-10-14 07:40:05 | 朝顔 花

 日を改めて南行橋から行橋へと中津街道を北上した。この間にはそれと感じさせるものは全く無い。道筋だけが残っている。今川が周防灘に流れ込んで行くためこれが街との境界線のようになっているのである。
 今はその土手を散策している。

 土手には人工的に植えられた花々が彩りを見せてくれる。ここ今川は春は菜の花、そして桜、秋にはご覧のようにコスモスである。とは言えコスモスがびっしりと咲いているわけではない。ところどころに固まって咲いているのみである。
 謂わば畑の一角に咲いているのだと言っていい。やはり両岸にびっしりと咲いたコスモスを見たかったのだが。
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中津街道を行く

2009-10-14 07:12:54 | 街道関連


 陶板に番塚古墳の概要が書かれてある。主要な古墳が23基もあり、これを見る限りいかに京都平野が重要な地であったかが判ろうというものだ。しかも海岸線に沿って大きな古墳が造られているということは海からやって来るものに威圧感を与えるのであろうことも判る。
 古墳は山から平地に下りてくる。海岸線に近く大きな古墳が居並ぶののも見える。

 これらの出土品は何を物語っていうるのであろうか。少し下ると豊前、豊後の中で最大を誇る御所山古墳があるが、この関係者とも言われている。これに比べると三分の一程度の規模になってしまっているが、恐らく大和朝廷の力が及んだため小さくなったのかもしれない。
 この開口部は後円部になるが前方部の向うが崖になっており、その下を街道が中津へと向うのである。おかげで盗掘を免れているようだ。

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